神戸のすべての映画館で開催する『35mmフィルム映画祭』フェリーニや深作欣二の作品を上映

35mmフィルム映画祭
今ではめずらしくなった35mmフィルム映画の上映や、トークイベントやパネル展示など盛りだくさんで開催されます。


35mmフィルム映画祭

2月18日(土)~3月10日(金) 
※例外日程あり


往年の名作や、滅多に映画館で上映されることのない貴重な作品ばかりですので、この機会にぜひスクリーンで観てはいかがでしょーか!


上映作品

ニュー・シネマ・パラダイス
(1989年/イタリア・フランス/124分/PG12/配給:アスミック・エース) 監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
映画から夢が広がった大切なぼくの宝箱。世界中をあたたかい涙と優しい愛で包んだ、映画史に残る感動作。

阪急電車 片道15分の奇跡
(2011年/日本/119分/配給:東宝) 監督:三宅喜重 主演:中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子 ほか
阪急電車・今津線を舞台に、神戸でも数多くのシーンが撮影されたヒューマンドラマ。

生誕45周年 ~ロマンポルノ、狂熱の時代~
完全オリジナルロマンポルノ新作公開に合わせ、厳選されたクラシックの傑作を上映。ロマンポルノが始まった1970年代、あの狂熱の時代の熱量を感じることが出来る作品群をどうぞお楽しみに!
※レイトショー上映(レイトショーは上映プログラムによって鑑賞料金が異なります。)

シベールの日曜日
(1962年/フランス/113分/PG12/配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント) 監督:セルジュ・ブールギニョン
フランスの小説「ビル・ダヴレイの日曜日」が原作の記憶喪失症の青年と少女との純愛ドラマ。アカデミー最優秀外国語映画賞等を受賞。
※「92歳のパリジェンヌ」と二本立て上映

クレイマー、クレイマー
(1979年/アメリカ/105分/配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント) 監督:ロバート・ベントン
離婚された夫が幼い息子の面倒を見るが…。離婚と養育権の問題をハートウォーミングに描いた社会派ヒューマンドラマ。
※「湯を沸かすほどの熱い愛」と二本立て上映

繕い裁つ人
(2015年/日本/104分/配給:ギャガ/※デジタル上映) 監督:三島有紀子 出演: 中谷美紀、三浦貴大、余貴美子
池辺葵の同名人気コミックを実写映画化。物語の舞台となる神戸の街を中心に兵庫県でオールロケを敢行、異国情緒漂うエレガントな街並みが、スクリーンを彩る美しい洋服を引き立てる。

甘い生活
(1960年/イタリア/174分/配給:ザジフィルムズ) 監督:フェデリコ・フェリーニ 出演:マルチェロ・マストロヤンニ、アニタ・エクバーグ
カンヌ国際映画祭パルム・ドールやアカデミー賞衣裳デザイン賞など、世界中の映画賞を総なめにしたイタリア映画界の巨匠、フェデリコ・フェリーニ監督の代表作。

黒蜥蜴
(1968年/日本/87分/配給:松竹) 監督:深作欣二 出演:美輪明宏、木村功、川津祐介 、三島由紀夫 他
江戸川乱歩の原作を、三島由紀夫が戯曲化し、それを深作欣二が監督した舞台の映画化。「美しいもの」を狙う美貌の女賊・黒蜥蜴を美輪明宏が演じる。

青春の風
(1968年/日本/83分/配給:日活) 主演:吉永小百合
神戸を舞台にした恋と友情の青春物語。三宮地下街(さんちかタウン)などでロケーション撮影されており、1960年代後期の神戸の空気が伝わってくる作品。

Smoke
(1995年/アメリカ・日本/113分/PG12/配給:アーク・エンタテインメント) 監督:ウェイン・ワン
ニューヨーク、ブルックリンの小さな煙草屋を舞台に繰り広げられる人間模様を、それぞれの真実と嘘、現在と過去を交錯させながら描いた群像ドラマ。2016年にデジタルリマスターされた本作を、日替わりで35mmフィルムでも上映。


映画館

・109シネマズHAT神戸
・OSシネマズ神戸ハーバーランド
・OSシネマズミント神戸
・神戸アートビレッジセンター
・神戸映画資料館
・神戸国際松竹
・Cinema KOBE
・シネ・リーブル神戸
・パルシネマしんこうえん
・元町映画館
 


今回はミニシアター系の映画館も参加されていますので、本当に神戸の映画館が結集しての開催ですね!


◆関連リンク
35mmフィルム映画祭 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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