真冬に神戸を堪能するなら、スノボー、温泉、チョコレート。〜後編〜  Feel KOBE

Nakamura Chocolate オーストラリアにインスパイアされた、珠玉のショコラたち

2017年、神戸・岡本にオープンした『Nakamura Chocolate』は、オーストラリアを拠点に活躍する中村有希さんのショコラブティック。現地の先住民族・アボリジニの伝統的な食文化「ブッシュフード(※)」を取り入れたショコラたちは、日本では出会えないスパイスや果実の香り・味わいの面白さを、のびのびと舌の上で表現してくれます。繊細に味が変化していくショコラもあれば、噛んだ瞬間からダイナミックに香りが広がるショコラもある。 常識に囚われず、自由に表現する中村シェフの遊び心に、食べているこちらもワクワクしてきますよ。

※オーストラリア原産の自生しているハーブや木の実、野生動物や魚介類などを使った食文化

上「THE NAKAMURA SELECTION」(4040円)
下「AUSTRALIAN SELECTION」(4104円)

「THE NAKAMURA SELECTION」は日本の素材を生かし、デザインにも日本の陶芸など和のイメージを閉じ込めたセレクション。白胡麻とミルクチョコのプラリネや、柚子とタイムの掛け合わせなど、私たちと馴染み深い食材で想像を超えてきます。

「AUSTRALIAN SELECTION」は、ユーカリやピンクソルトなど伝統的なブッシュフードをふんだんに取り込んだセレクション。これまで食べたことのない、初めての出会いの連続を楽しみたい方には一番のオススメ。

バレンタイン限定コレクション「Journey of Love 愛へ至る感情のジャーニー」(2160円)

2022年、バレンタイン限定のコレクションとして誕生したのは5つのハートが並ぶ「Journey of Love」。恋愛としてだけでなく、相手や対象を慈しみ、大切にしたいと想う気持ちこそが“愛”ではないか、という中村シェフの想いから生まれたショコラです。

ホワイトの左から順に、尊敬 / 優しさ / 友情 / 信頼 / 愛情……と、一粒ずつ表現しているものが異なります。ガナッシュはすべて味と味を掛け合わせたもの。ブッシュフードと日本の伝統、どちらもバランス良く揃っているコレクションです。

information

Nakamura Chocolate
住所:神戸市東灘区岡本2-5-16
電話番号:078-940-1637
営業時間:11:00〜18:30
定休日:月曜日(祝日は営業)
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

 

 

喫茶&喫酒 Cinq 夕暮れ時には、お酒とのペアリングを

三宮駅周辺、中山手通にあるレンガ造のビル3Fにひっそりと佇む、『喫茶&喫酒 Cinq(サンク)』。神戸では稀少な、Bar専用のチョコレートを揃えているお店です。

Cinqが大切にしているのは、Coffee / Cocktail / Chocolate / Cigar / Communicationという5つの“C”。「店名も、フランス語で数字の5を意味する言葉なんですよ」と、喫茶酒長である坂口 真也さんが教えてくれました。

チョコレートとお酒のペアリングをお願いすると、坂口さんがカウンターに出してくださったのは木箱に行儀良く並べられた15個のチョコレート。色鮮やかで、気品溢れるチョコレートたちが閉じ込められている光景に、感嘆のため息が漏れました……。

熟練した技術を持つバーテンダーと、本格的なカウンターを構える「オーセンティックバー専用」のチョコレートを作る、『アトリエAirgead(アールガット)』からオーダーして揃えているそう。好きなお酒に合わせて選ぶも良し、チョコレートに合わせてお酒を作ってもらうも良し。

チョコレート左:「ローズ青リンゴ」右:「野生黒蜂蜜」

真冬にオススメなのは、少しだけ度数高めのお酒と、優しくとろける甘〜いチョコレート。 今回は、ローズオイルと青りんごのピューレを使った一粒に合わせて、ブランデーベースのカクテル「ノルマンディーコネクション」をいただきました。

りんごを原料とするブランデー・カルヴァドスと、アーモンドのような香りを持つ熟成されたリキュール・アマレットを使っているので、果実のチョコレートとは相性抜群。 お酒でじんわり広がっていく熱を感じながら、大人の時間をゆったり楽しみましょう。

information

喫茶&喫酒 Cinq
住所:神戸市中央区中山手通1-7-12 上田ビル3F
電話番号:078-585-6577
営業時間:
月〜木 / 17:00 〜 23:00
金、土 / 17:00 〜 25:00
定休日:日曜日
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。詳しくはこちらからご確認下さい。

 

 

旅の最後はLA SUITE KOBEで、たっぷりの「かわいい」に包まれながら

お部屋のタイプ:エグゼクティブフロア モデレートダブル

神戸でリゾート気分を味わいたい女性たちに、今最も人気なのが『LA SUITE KOBE』。内装はもちろん、アメニティや鍵、備え付けの食器など細部に至るまで、女性をキュンとさせてくれるホテルです。真っ白でシェルのような広々としたベッドに、ときめかない女性はきっといない。

LA SUITE KOBEがすべてのお部屋に季節の花を飾る理由は、「花には女性を感動させる力がある」と信じているからなのだそう。

大きなシャンデリアにキラキラと照らされ、ジャグジー付きのバスルームからは、ハーバーランドの夜景を独り占め。今まで制限されていた旅する喜び、非日常的な感動を、存分に味わえるホテルステイです。久しぶりの神戸旅に、ふさわしい夜を過ごしましょう。

「ル・クール ブレックファスト」(4300円 / 人)

目が覚めたら、広々としたテラスで朝日を浴びながらルームサービスの朝食を。

【ル・クール ブレックファスト】
・お目覚めのカクテルジュース
・氷上産 ヨーグルトと季節のフルーツ
・兵庫県産 野菜のサラダ
・兵庫県産の野菜を使った身体に優しいスープ
・ル・パン オリジナルベーカリー(パティシエ特製ジャム添え)
・シェフおすすめのメインディッシュ
 兵庫県夢前町の七福卵を使ったお好みの卵料理
 兵庫県産ポークのソーセージ添え

お部屋のテラスで、誰の目も気にせずゆったりと堪能できるこの朝食も、LA SUITE KOBEが人気を集めている理由。海外旅行が難しくなってしまった今、海を一望しながらこれほど豪華なブレックファストに酔いしれるのは、国内でも有数だと思います。

チョコレートを両手いっぱいに抱えて、贅沢を詰め込んだモデルコースの最後を飾るに相応しい体験を、LA SUITE KOBEで。

information

LA SUITE KOBE
住所:神戸市中央区波止場町7-2
電話番号:078-371-1111
ご予約についてはこちらからご確認ください

前編の『六甲山スノーパーク』からはじまった真冬の神戸旅は、これまで我慢をたくさんしてきた心と身体を「十二分に揺らすこと」を裏テーマに構成しました。真冬ならではの、スノボー、温泉、チョコレートで。

まだ先の見えない日々は続くけれど、たまには思いっきり開放して、自分を抱きしめてあげる時間を大切にしてくださいね。

神戸には、お客さんのご褒美欲を満たしてくれる自然や温泉、美味しい洋菓子が紹介しきれないほどあって、いつでも皆さんを温かく迎えてくれますよ。

【文】ほしゆき
ウェブメディア『TABI LABO』の編集部に所属した後、2018年に独立してフリーライターへ。人やモノ・コトの背景にあるストーリーが好きで、インタビューを中心に企画・執筆を行っている。コピーライターとしてアパレルブランドのコンセプト制作、SHE likesでライティングの講師を務めるなど、幅広く活動中。
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真冬に神戸を堪能するなら、スノボー、温泉、チョコレート。〜前編〜  Feel KOBE

2022年2月23日

神戸公式観光サイト Feel KOBE
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