朝食後、チェックアウトまでの時間を利用してホテルの周りを歩くのも良いかもしれません。
と、いうのも北野ホテルの夜とは全く違う表情をしているので宿泊の記念にホテルの前で写真を撮るのも良いのでは?と思ったりします。
北野ホテルの向かいには『ホテルブティック』があります。目の前なので、すぐ分かると思います。気軽にショッピングができるお店があるのは嬉しいポイントです。
通常のシティホテルの場合だと、ホテル内に売店などがあったりしますが、神戸北野ホテルの場合は、道を挟んで向かいということになります。
ブティックの中の雰囲気はこんな感じです。北野ホテルの公式グッズや、兵庫・神戸の名産品が並んでいます。
入り口すぐには、オススメ商品『神戸フレンチトーストラングドシャ』。1箱(10枚入り)777円(税込)で、非常に縁起が良い価格。
隣には『神戸たまごプリンマドレーヌ』4個648円(税込)、8個1350円(税込)が並んでいました。スイーツが有名な神戸らしく、まずはスイーツはいかが?といった感じでしょうか。
季節柄、クリスマス仕様のお土産が並んだ棚もありました。
実は、世界の朝食で提供されるパンも購入することができるんです。クロワッサン216円(税込)、パン・オ・ショコラ216円(税込)。今日は一緒に来られなかった家族や友人のために『世界一の朝食』の味をおすそ分けしても良いかもしれません。
お店の真ん中には、北野ホテルオリジナルの焼き菓子。
焼き菓子は、ばら売りだけでなく、アソートされたバラエティセットもあり、予算に合わせて選べます。
お菓子以外にも、地元神戸・兵庫の名産物が厳選された棚もあります。レトルトタイプの神戸牛ビーフカレー1袋430円(税込)や神戸牛ふりかけ1箱648円(税込)など。
ここにも、山口シェフが大切にしている地産地消の精神が生かされているようです。
食べるモノ以外にも、バッグやアクセサリー類、小物品もあるので、お土産用だけでなく、宿泊の記念として、自分のために気に入ったアクセサリーを選ぶのも良いかもしれません。
店内を見てまわるだけで結構楽しめます。ホテルからブティックまでは徒歩10秒ほどなので、チェックアウトの準備を済ませておけば、多少ギリギリまで買い物を楽しんでもOKです。
ちなみに、エントランスのまわりには、兵庫県技能顕功賞『兵庫の名工』の賞状などが飾られています。『黄綬褒章(おうじゅほうしょう)』も受賞されています。
山口シェフは、シェフという職業が社会的に文化貢献できることを証明するべく、料理以外の分野とも共同しながら、料理の役割、持続可能な食文化の発展を目指したいそうで、今後も幅広く活躍していくでしょう。
さらには、山口シェフが師匠であるベルナール・ロワゾ―氏のもとで修業していた時代の写真も飾られており、エントランスをまわるだけでも北野ホテルのストーリーを知ることができます。もし、チェックアウトまでに少し時間が余ったら、ぜひ見てみてください。
前列右から3番目が若い時の山口シェフ。
総料理長・総支配人である山口シェフのこだわりや想いが最高の食事、ホテルの細部にまで詰まった北野ホテルで1泊2日を堪能することができました。
食事とともにゆっくり会話を楽しむことができましたので、もはや非日常となったあるべき日常が「神戸北野ホテル」で体験できた気がします。
静かにたたずむスモールラグジュアリー「神戸北野ホテル」でディナーと世界一の朝食、さらにはゆっくりとした時間を楽しむ大人の空間でした。
ぜひ、次の旅行で候補に入れていはいかがでしょうか。近くの人もディナー含めて楽しめるホテルではないでしょうか。
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キド
コンテンツプロデューサー
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