『東遊園地』に、何でもない日に行ってみた。アトラクションはないけど「アート」「発祥の地」「祈りの地」

アートな風景、なぜか「モーツァルト」もいる。

「花と彫刻の道」の37の彫刻作品のうち、15が東遊園地にあります。

こちらは、「エーゲ海に捧ぐ」。市役所に近いエリアの西側で、円形の植栽の中心に設置されてます。もしかすると、緑を海に見立てているかも?

山側中央にあるのが「MARINA(マリーナ)」。

彫刻時計として1976年から時を刻んでいましたが、阪神淡路大震災で一度壊れました。その後、修復のタイミングで「震災の記憶」をとどめるために震災の発生時刻「5時46分」を指し続けるかたちになってます。

 

 

東遊園地の東側、フラワーロード沿いにあるのが「スペース・アイ」というアクリル製の彫刻。

厚みのある分、円形に開いた部分にかけて風景がゆがんで見えるので、不思議な印象に。

前後の花壇のいろどりもあって、彫刻をフレームのようにして写真を撮りたくなります。

「パフォーマンス広場」の西側に木々に囲まれる形で建っているのが「波の上のモーツァルト像」。神戸とオーストリアの音楽家モーツァルトにはどんな関係が?と気になるところ。

調べてみると建てたのは「神戸モーツァルトクラブ」、定期的に音楽を聴く会などを催すクラシック音楽を愛する人たちの集まりです。

昔からクラシック音楽が盛んだった神戸を象徴する存在として「モーツァルト没後200年」に合わせて、像を建てることになったとのこと。

他にも、東遊園地には神戸が西洋文化の発信拠点になっていたことがわかるスポットがあります。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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