「虹の駅」から5分ほどで「星の駅」に到着します。奥に見えるアンテナ塔のような建物が、山頂っぽさを盛り上げます。
摩耶山上の「掬星台」は「日本三大夜景」にも選ばれていて、神戸を代表する観光スポットにもなってます。
「まるで手をのばせば星を掬(すく)うことができるような場所」ということで、その名が付けられたそうで、現在は「1,000万ドルの夜景」が見られる場所として広く知られています。
「掬星台」の展望広場はこんな感じ。舗装されている部分は「摩耶きらきら小径」と呼ばれていて、夜になると埋め込まれた蓄光石が青く光り、星座が浮かび上がるようになっています。
また、左手には屋根付きの休憩スペースやトイレなんかもあって、登山やハイキングを楽しむ人たちにとっての良い休憩場所にもなっているようです。
南側には展望台が2ヶ所設置されています。「掬星台」は夜景スポットとしての評価が高いですが、昼間に見ても阪神間の街並みと大阪湾を一望できる、素晴らしい景色が広がっています。
西を向くと、ポートアイランドや神戸の中心地を近くに見ることができます。ロープウェーが上がってくるところも見られますし、草木が色付くとまた違った雰囲気になるんじゃないでしょうか。
こちらは東側の展望台からの眺め。六甲アイランドや大阪へ続く街並みが広がっています。夜に見るとさらに見応えがあるんじゃないかと思われます。
摩耶ロープウェーの「星の駅」は、1階にきっぷ売場とインフォメーション、2階に展望台とショップがあります。
今回は利用しませんでしたが、2階の『摩耶ビューテラス702』ではカフェで軽食が楽しめるほか、アウトドアグッズのレンタルなども行っています。
摩耶山上エリアを回る場合にはレンタサイクル(電動アシスト付き)もあります。ママチャリならぬ「マヤチャリ」というそうで、先ほどの2階のショップで手続きをすればOK。3時間1,000円なので、軽くサイクリングしたい人にはちょうどいいんじゃないでしょうか。
ネットで事前予約もできますので、興味のある方はこちらからどうぞ。
また、ちょっと飛び道具的な感じもしますが「星の駅」のすぐ近くからは、摩耶山と六甲山をつなぐ「六甲摩耶スカイシャトルバス」も走っています。
「六甲山牧場」などを経由しながら「六甲ケーブル山上駅」まで行けますので、山上エリアをぐるっと周遊したい人は利用してみるのもいいかもしれません。
神戸ジャーナル 編集部
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