流行は必要ないというお客様に自然体なスタイルを提案 caramel(キャラメル)岩城 洋平

ライター:カズマ

神戸の美容師さんの魅力を発信するウェブサイト「カミスタ」。そこから、気になるスタイリストをピックアップして、神戸ジャーナルで紹介していきます。


Kamista – あなたと神戸の美容師さんを繋げるマッチングサイト・神スタ

今回は、JR元町駅山側すぐにある「caramel(キャラメル)」の岩城 洋平さんです。

岩城 洋平 yohei iwaki
サロン:caramel(キャラメル)


神戸市中央区北長狭通4-9-26

「トレンドを追いすぎる美容室は疲れる」「私の価値観にあう美容室がない」と、美容室が提案する“きれい”と自分が考える“きれい”に差を感じることはありませんか?

個人の生き方や好みを何よりも尊重し、ナチュラルな美しさを提案してくれます。

こだわりポイント
★新たな自分を見つける
★髪を傷めない仕事
★プライベート感

Interview:自分が好きだと思えるスタイルを胸を張って楽しんでほしい

ゆるふわ、うざバング、外国人風…次々と出てくるトレンドヘア。

流行を追ったスタイルを提案する美容室が多い中、流行とは関係なく自分のスタイルを大事にしたいというお客様が気軽に通える美容室はあるのだろうか?

そんな疑問から生まれたのが、ナチュラルな美しさを提案する「caramel」。カッコつけた美容室が苦手だったと語る岩城さんに、追い求める理想の美容室像を語っていただきました。

尊敬するオーナーとの出会い

岩城さんが高校を卒業した年は、1年制だった美容学校が2年制へと切り替わった時期。地元である長野から出たいと考えていた岩城さんは、制度切り替えのために人材不足に陥っていた美容業界に注目し、就職しやすいという理由で千葉の美容室に就職。しかし、目標がなかったことから3ヶ月で退職してしまいました。

岩城さん
実家に戻ったら父親が毎日「情けない…」とぼやくんです。ある日、「もう一度挑戦してやる!」と一念発起して、長野の美容室に再就職しました。そこで、尊敬するオーナーさんと出会い、何もかも変わりました。

オーナーから学んだのは、「お客様が喜んでくれるかくれないかが一番大事」ということ。お客様目線で考えると当たり前のようにも思いますが、他店との差別化を図るために独自のカット技術や、スタイル提案にこだわるすぎると、見失いがちになると岩城さんは語ります。

岩城さん
美容師目線で物事を見出すと、髪の毛1本1本が気になってきます。どんな角度でハサミを入れたか、左右の長さがどれだけ違うかなどにこだわるんですね。技術的に大切なことではありますが、お客様は髪の毛1本1本を見ていません。鏡越しに見える、自分のスタイルが可愛いかどうかを気にしているんです。

ナチュラルな美しさを目指す人のための美容室づくり

caramelはアンティークの家具や雑貨をレイアウトし、森のカフェのような癒しの空間となっています。それは、書店の手芸コーナーにいた女性たちの姿を見てひらめいたそう。

岩城さん
「丁寧でナチュラルな暮らしを大事にする方たちが通えるサロンってあるのかな?」と思ったんです。集客用の媒体には、髪色が明るく、ロングで、巻き髪というスタイルが主流です。でも彼女たちのスタイルとは違う。ナチュラル志向の方たちは行き場を失っていると感じたんです。

どんな女性も、自分らしく、美しくありたいはず。美容室が提案する美しさに偏りがあるのではないかと岩城さんは考え、caramelをナチュラル志向のお客様が集まる場所として作り上げていきました。

自分の好きなことを好きなように表現するのが個性である

岩城さん
「個性とは人と違うことをするのではない。好きなことを、自分の好きなように表現することが個性である」この言葉は、尊敬するオーナーに言われたものです。自分が好きだと思っていないけれど、流行だからといって身に着けたり、スタイルを変えたりするのは個性とは言えません。流行っていてもいなくても、“これが好き”というものがあれば、精一杯表現してほしいんです。

それぞれの女性が持つ美しさ。それを画一的な価値観でとらえるのではなく、それぞれ大事にするべきだと語る岩城さん。

流行から外れているから自身はマイノリティだと考えがちな人たちにも、堂々とその美しさを貫いてほしい。

そう発信するcaramelには、自分らしさを大切にしたいお客様が集まります。岩城さんはそんな女性に「ありのままでいいんだよ」と背中を押す、自然体でいられるスタイルを提案しつづけます。

次のページでは、体験レポートをお届けします。

カズマ
ライター:カズマ
神戸ジャーナル 編集長