まだかな、まだかなと思いながら修行僧のように黙々と歩いていると、なんとなく人の手の入った道になってきました。むむ、これはゴールが近いのかも。
そう思っていたら、ふと視界が開けました。放送局の基地局?アンテナ?これって山の上にあるやつでしょ。ということは、山頂の近くまで来たんじゃないでしょうか。
来ました! 山頂を表す三角点まであと80mです。こうなると急に足取りが軽くなるから不思議。
小高いの丘(?)を上がると鳥居があって、近づくと「天狗岩大神」とありました。すぐ横には巨石もあって、天狗の伝説のいわれが書かれていたり。
「天狗岩大神」の向こう側には、お目当の標識がありました。これをもって「摩耶山頂」に到着です。標高の基準となる三角点もここにあります。
これがその三角点。正確には「三等三角点」というみたい。写真に撮ると地味ですが、ぜひ踏破した証に。
先ほどの道をもう少し奥に行くと、「掬星台」と呼ばれる広場があります。標高は690メートル。さっきの山頂より少し下がった感じですが、一般的にはここが摩耶山のゴールとされているようです。
同じように山を上がってきた人たちがたくさんここで休憩していました。おにぎりやカップ麺を持参して食べている人が多かったように思います。
「掬星台」は、日本三大夜景のひとつに数えられる場所で、夜に来ると「1000万ドルの夜景」といわれる絶景が広がります。
「手で星が掬(すく)える」ほどの眺めがその名の由来だそうですが、昼間でもかなりのものなんじゃないでしょうか。少なくとも自分の足で上ってくると、達成感がハンパないです。
展望台のすぐ横には摩耶ロープウェーの「星の駅」があります。下の展望台やケーブルとつながっていて、景色を楽しみながら下山できますので、帰りはこちらを利用するのもひとつかと。
逆に元気な人は、六甲摩耶スカイシャトルバスに乗って六甲山まで足をのばすパターンもあります。もちろん自分の足で歩くのもOK。「六甲全山縦走大会」のように楽しむのもいいでしょうね。
今回のルートは天狗道のアップダウンが結構ハードなので「気軽にハイキング」とはいきませんが、健康な人なら普通に楽しめるかと思います。時間と体力に余裕をもって訪れるのがベターです。
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今も通れますか?
櫻茶屋さんから再度山経由でないと道が崩れて行けないと書いてあったのですが・・・。
こんにちは、摩耶山へは普通に行けますよ。かなりキツイ登りなので覚悟して登って下さい。
徒歩でも1時間で下山できます。
https://blog.goo.ne.jp/osawasense/d/20200105
最後は灘温泉で仕上げ!!まで、忘れてはいけません。