なんとなく架かっているような橋も、実は池泉回遊式日本庭園の様式。池の中に小島や橋などを設けることで、各地の景勝を再現しているとか。まさに非日常を味わえる空間です。
救命用の浮き輪でしょうか。万が一のことがあると大変ですもんね。使わないに越したことはありませんが、サッと外せるようになってるところにセンスを感じます。
ししおどしもありました。元々は鳥や獣を追い払うための農具でしたが、今の日本人には風流を感じさせるものになった感があります。
実は正門をくぐった時から目に入っていた大クスノキ。樹齢は約500年と伝えられているそうです。いずれにしても、めったにお目にかかれないスケールではないでしょうか。
その横には大灯篭も。大クスノキのせいで小さく見えるかもしれませんが、こちらもサイズ感がハンパないです。普通の家に置いたら大変なことになりそう。
大クスノキの脇には石でできた階段があり、芝生広場へとつながっています。下りてみましょう。
芝生広場に出ました。向こうに見えるのは兵庫県庁舎でしょうか。そんな場所にこの広々とした空間は贅沢極まりない感じがします。
こちらは芝生広場の奥にある「市民の木」。ハクショウ(白松)という樹種で20〜30mの高さになるとのこと。シルエットのせいか、なぜか目を引かれる木でした。
帰り際に気になったのが、受付に並んでいたポストカード(1枚100円)。『相楽園』のいろんな表情を見ることができます。よく見ると8枚セットにはプレゼントが付くみたい。
国の登録記念物(名勝地)である『相楽園』は、神戸市の都市公園で唯一の日本庭園でもあります。
ツツジの名所としても知られていますので、その時期に来るとより美しい景色を見ることができるはずです。
都会の喧騒から離れたい人、神戸の名所観光に疲れた人に、癒しのスポットとしてお勧めするのもいいかもしれませんね。
スポット名 | 相楽園 |
ジャンル | 動植物園 |
料金 | 大人(15歳以上)300円/小人(小・中学生)150円 ※のびのびパスポート提示で無料 |
住所 | 神戸市中央区中山手通5-3-1 |
電話番号 | 078-351-5155 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※入園は30分前まで |
定休日 | 木曜、12月29日~1月3日 ※木曜が祝日または休日の場合は開園し、翌日に休園 ※つつじ遊山期間(毎年4月下旬~5月初旬)、菊花展期間(10月20日~11月23日)は無休 |
リンク | 公式サイト |
駐車場 | なし |
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神戸ジャーナル 編集部
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