階段を降りた先にあったのは、使用人室でした。これは当時のメイドさんの衣装です。
客室のような豪華さはありませんが、こぢんまりとしていて愛らしい感じ。アンティーク好きの心をくすぐりそうです。
使用人室からさらに下へ階段が続きます。次は何があるのでしょうか。
今度は1階のキッチンへつながっていました。電気やガスがなかった頃のオールドキッチンを再現したんだとか。
銅製の鍋をはじめ、当時のさまざまな調理器具が並べられていて、薪で煮炊きする様子も見学できます。
1階のダイニングルームは、見学の最後をしめくくるゴージャスな雰囲気。ただ、両サイドの騎士が気になる…。
木製暖炉の存在感たるや。こちらは17世紀ごろ、フランスの貴族の館にあったものだとか。大き過ぎたのか、床を掘り下げて設置されています。こういうのが気になる人はぜひチェックを。
部屋のすみには、またしてもSNS用の小道具が。ちょっと期待しましたが、さすがに甲冑を身につけるのは厳しかったようです。
『北野外国人倶楽部』は入口でチケット(単館券大人550円)を購入できますが、北野通りにある『うろこグループビジターセンター&チケットセンター』か『チケットプラザ』で「異人館巡りプレミアムパス」(写真左)を購入する方法もあります。
そのメリットのひとつが、このパスで入館するとドレスの無料レンタルサービスが利用できるというもの。
「異人館巡りプレミアムパス」は、今回訪れた2館を含む異人館7館が巡れて大人3,000円(通常4,550円)。また、2館を含む「山の手4館パス」(写真右)は、ドレスのレンタルサービスは付きませんが、大人2,100円(通常2,700円)もお得です。
ドレスは約50着の中から選べます。背中でサイズを調整でき、誰でも気軽に着ることができる優れモノ。女性グループはもちろん、カップルや親子3世代の旅行者にも人気だそうです。
小道具としてティアラや花冠も用意されています。ドレスが好きな人や変身願望のある人はテンションが上がるのではないでしょうか。
撮影はダイニングルームの隣にあるサロンルームを利用できます。自分のスマホやカメラで撮影を楽しむスタイルで、バーカウンターには撮影用の花束も用意されていました。
撮影するとこんな感じ。普通の服で来て、こんな写真が撮れるなら、かなり良い思い出になりそうですね。
雰囲気もテイストも異なる2つの異人館、『坂の上の異人館』『北野外国人倶楽部』。装飾に見ごたえがあるだけでなく、パワースポットやSNS用のサービスもあって楽しんで巡れそう。たくさんある異人館のチョイスに迷った時は、ぜひ参考にしてみてください。
スポット名 | 北野外国人倶楽部、坂の上の異人館 |
ジャンル | 博物館 |
料金 | 大人各550円/小人各100円/幼児無料 (異人館巡りプレミアムパス3,000円、山の手4館パス2,100円) |
住所 | 神戸市中央区北野町2-18-2(2館共通) |
電話番号 | 0120-888581(うろこグループビジターセンター) |
営業時間 | 9:30~17:00(10月~3月) 9:30~18:00(4月~9月) ※最終入館は混雑状況によって早まることがあります。 ※冬期・夏期の期間については変わる場合もあります。詳しくは『最新のお知らせ』をご覧いただくか、お問い合わせください。 ※北野外国人倶楽部のドレスの無料レンタルサービスは閉館の30分前(混雑時には変更する場合もあり)までに入館を。 |
定休日 | なし |
リンク | 公式サイト |
駐車場 | なし |
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神戸ジャーナル 編集部
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