小野さんがマッチにはまったきっかけがこちら。「日本のあゆみ」というシリーズもので、いろんな時代の解説がイラストと共に紹介されています。
お父さんが持っているのを見て欲しくなり集め出したそうですが、「もらって集めてもいいか」と許可を得たところがちゃんとしてます。
ちなみに当時はマッチ箱を開いた状態で保管していたそうで、火を起こすザラザラの部分は切り取られてました。
マッチ箱を集めるにあたってはお父さんからきちんと管理した方が良いとアドバイスがあったそうで、裏面には日付と通し番号が書かれていました。
右側の25番は昭和49年11月18日。かなりのヴィンテージです。
ほかにも、同じように開いた状態でファイリングされたマッチ箱のストックが何冊もありました。業種別に分けられていて、こちらも自由に見ることができます。
館内にはいろんなマッチがありますが、変わったところではこんな極小マッチが。パッケージもさることながら、中に入っているマッチのサイズにも驚きます。
箱には「珈琲専門店」と書かれてますが、喫茶店がなんでここまで小さくする必要があったのかは謎。
何用なのかわかりませんが、こんな長いパッケージのマッチもありました。神戸では有名な家電店だった星電社の三宮本店増築記念アイテム。
ちょっと気になったのが大学の名前が入ったマッチ。生協や研究室のものもあったりして、それぞれの特徴が絵柄に表れてる気がします。
展示台の方には明治記念館のマッチもありました。明治神宮の遷宮を祝うものも一緒に並んでますが、全体的にありがたそうな雰囲気が漂ってます。
かと思えば、テーブルの上に無造作に置かれたマッチもあったり。こういう展示スタイルはあまりないと思いますので、気になったものを手にとって、小野さんにお話を伺うのも楽しいかもしれません。
神戸ジャーナル 編集部
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