遊歩道にはベンチがありません。ただ、川へ降りるための階段があちこちにあるので、そこに座って休憩したり、本を読んだり、おしゃべりしている人を多く見かけます。
中にはトランペットの練習をする人なんかもいたりして、それぞれが自分のスタイルでこの場所でも時間を楽しんでいる感じ。新反高橋からすぐのところにはコンビニがあるので、そこでフードやドリンクを調達するのもアリかもしれません。
新反高橋を過ぎると1.0kmの距離表示が現れます。アスファルトで舗装されたゾーンもあったりして、しっかり整備されています。そのせいか高齢の方が少なくありません。
住吉橋、そして国道2号線が見えてきました。ここを過ぎると登り坂になります。距離は短いですが、まあまあ急なのでちょっとしたトレーニングの場としても重宝されています。
坂を上り切ると、いわゆる「川底トンネル」のエリアになります。イメージしづらいかもしれませんが、川の下をJR神戸線が通っている状態です。
ただ、遊歩道を歩いている分には電車の上にいる感じは全くありません。天井川なので、川面が間近に迫っている感はありますが、いたって平和です。
とはいえ、川面が近くなる分、水の美しさは一層実感できます。生活排水の流入がないこともあって、とにかく透明度が高いです。
アマゴやカワムツが生息するだけでなく、上流には蛍もいるとのこと。神戸の街中を流れる川とは思えませんね。
東側には以前「億ション」だったことでも有名なマンションが見えてきます。メジャーリーグで大活躍した2人のプロ野球選手が、関西の球団に在籍していた時に住んでいたと聞けば「あ~」と言う人も多いのではないでしょうか。
久原橋を過ぎてすぐのところには1.5kmの距離表示が。上りだけで考えれば、半分以上のところまで来たということでしょうか。早くも軽い達成感を覚えます。
神戸ジャーナル 編集部
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