神戸市内で活躍するクリエイターの情報を発信する『CREATORS LETTER』。
クリエイターと企業をつなぐウェブサイト「KOBE CREATORS NOTE」と連携して、デザイナーやディレクター・カメラマンなどさまざまなクリエイターの作品や活動への想いをご紹介していきます。
株式会社イデアシーラボ 代表取締役 小泉 修次(こいずみ しゅうじ) ディレクター プランナー
1969年神戸市生まれ、神戸市在住。
起業前から独学でHTMLを勉強し、1999年にWebサイト制作会社として起業しました。
当時の「ホームページ制作費用」は、300万以上〜1000万が当たり前の時代。HTMLをすべて手入力で制作した場合は、その金額は妥当とは思いつつも「中小企業」「小規模事業者」「店舗」などはホームページを持てない時代でもあり、もどかしさを感じていました。
中小企業や個人商店の方にも「どうにかもっと安価で、ホームページを持ってもらえないかな」とずっと考えていた中で、大人気の「ホームページビルダー」を試しに使ってみることに。
HTMLの自動入力やレイアウトも視覚的に変更できるなど、当時においては画期的はソフトで、工数はぐっと減らせば「もっと安価でホームページ制作を受託できる!」と思い、それを機に制作会社をスタートさせました。
私が考え出した安価プランで、中小企業などに売り込んだところ、飛ぶように注文をいただくことができたのがきっかけで順調に事業をスタート。
2018年以降は、新社名「株式会社 イデアシーラボ」として事業を行なっております。
自身でWEB制作会社を経営しつつ、クライアント様にはWEBプランナー、ディレクターとして向き合っています。
ホームページは、商売や事業をする上で「保有していて当たり前のもの」になっていますが、自社のサービスの良さを表現できずに保有している企業が多いなって感じています。
もちろん、企業の方や店舗運営している方はそれが本業なので「WEBリテラシー」がないのが当たり前です。ただ、それを逆手にとって都合よくホームページを作る制作会社も悲しいかな存在します。
弊社の理念としては、そのような方々にも最適なプランやデザインを提供し、その方々の事業が少しでも成功できるようお手伝いすることです。
神戸で代表的なお仕事といえば、60年以上の歴史のある老舗フレンチレストラン『北野クラブ』様のWEBサイトのリニューアルをお手伝いさせていただきました。
ほかにも、神戸市内で飲食店運営している企業様の公式サイトの作成や、高級串揚げの老舗『和蘭陀屋』の公式サイトも作成させていただきました。ほかにも、神戸で活動される企業様のWEBサイトのリニューアルも進行中です。
弊社は、神戸の元町通にありますが、クライアントの7割が大阪・2割が東京で、残念なことに神戸は1〜2割程度です。「阪神・淡路大震災」を経験した神戸は、大阪や東京に比べ都心の開発の遅れを感じています。
今、神戸は三宮駅近隣・フラワーロード・ウォーターフロントを中心に変わりつつあり、これから10年で見違える程の街になるだろうと期待をしています。その変貌や成長をする過程で、ビジネスもさらに加速するだろうと感じており、その成長の力になれればと思い、神戸での活動にさらに力を入れていこうと考えています。
創業時から23年デザイン一筋。大阪・東京で培った経験と知識を、これからの神戸に活かせられるような仕事に取り組みたいと考えています。
近年の代表的な作品としては、堺市がゴルゴ13とのコラボで開催したイベント「ゴルゴ13×堺市 さいとう・たかを劇画の世界」の特設サイトをお手伝いできたことです。
ゴルゴ13の作者である『さいとう・たかを』先生は堺市出身ということで、堺市×ゴルゴ13のコラボイベントが実現。コンペに参加し、弊社にてお仕事をさせていただけることになりました。
行政(堺市)とのお仕事ということ、そして、劇画界の巨匠と呼ばれる「さいとう・たかを」先生のギネス記録にもなっている「ゴルゴ13」に関われるお仕事は感慨深いものがありました。
イベントは大好評に終わり、弊社にとっても歴史に残る仕事となりました。
弊社は、社会福祉系の施設とも関連性が深く、神戸市の「知的障害者施設連盟」の公式サイトのリニューアルや関西圏の数多くの「社会福祉系サイト」も手掛けています。
社会福祉事業関連のサイトをお手伝いすることで、少しでも社会貢献になっていればと取り組んでいます。
弊社では、お客様のビジネスシーンに合わせて1から提案し、0からデザインを起こすところが同業他社と違うところだと考えています。初めて担当させていただいたお客様にも、完成時に大満足のお声をいただいております。
前述した通り、神戸は今後10年で飛躍的に発展を遂げるであろうと信じております。
また私自身神戸生まれの神戸育ちで、神戸はとても大好きな街です。
27年前の「阪神淡路大震災」も経験し、あの当時は正直「神戸は終わった」と思いましたが、見事数年で復活。
とはいえ、やはり震災の影響は大きく他の都市に比べると経済成長が遅く感じますし、もっともっと神戸は経済成長が見込める街だと思っています。
今後の開発で「活気のある昔の神戸」が戻ってきそうな気配を感じますので、これからはますます神戸に関わりを持ってあらゆる方と繋がっていきたいと考えています。
神戸ジャーナルからの取材を受けてみようと思ったのも、私自身が神戸で活動を広げていく中で、少しでも名前や存在を知っていただければという思いからです。
あらゆるクリエイターの方との出会いや、クリエイティブ活動にも参加し常に成長し続ける企業であり続けたいと考え、最近ではKIITO|デザイン・クリエイティブセンター神戸にも参加を決めました。
今後さらに神戸との関連性を深め、お手伝いできることがあればお気軽にお声掛けいただければと思っています。
株式会社イデアシーラボ 代表取締役 小泉 修次 ディレクター プランナー
koizumishuji | Kobe Creators Note|神戸クリエイターズノート
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このみ
花や夕焼け空を眺める時間が好きです。
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