三宮の中心から約30分と市街地近郊にありながら、自然が多く残っている、須磨区と垂水区にまたがる『多井畑(たいのはた)西地区』。
近くには、日本最古の厄除の霊地として伝わる「多井畑厄除八幡宮」や、義経腰掛の松「ほんがんさん」、須磨区民の憩いの場となっている「奥須磨公園」があります。
本ホームページでは、親子・家族で楽しめるイベントなどの最新情報や、多井畑西地区の魅力をお届け!
地区内を活用したい方向けの「里山活動の窓口」も設置していますので、多井畑西地区の利活用をご検討の方はぜひご確認ください。
今年度に実施した「竹あかりアートプロジェクト」の様子を動画で紹介しています。こちらもぜひ見てみてくださいね。
カテゴリー: 見る ・ 学ぶ ・ 食べる ・ 作る
今後開催するイベントについては、当ページにてお知らせいたします。
作る ・ 学ぶ 須磨FRSネット自然環境サミット『多井畑フィールド』
【日程】2024年11月23日(土)9:00~16:00
【場所】多井畑西地区
【定員】竹林整備コース(30名・中学生以上)/竹林遊びコース(40名・小学生以上)
【参加費】無料
【申込方法】おでかけKOBEより ※2024年11月1日(金)0:00~15日(金)23:59
竹林整備や竹林遊び体験を通じて、全国的に問題となっている「放置竹林」(竹藪)をどう活用していくかについて考えるイベントです。
竹伐採・竹パウダーづくり・竹炭づくりが体験できる「竹林整備コース」と、竹工作・竹遊び・野外調理などが体験できる「竹林遊びコース」があります。
作る ・ 食べる 防災キャンプ!災害でもしものときに生き抜く力<ファイヤー編>
【日程】2024年12月7日(土)10:00~15:00
【場所】多井畑西地区(集合:9:30 神戸市バス「多井畑厄神」バス停前)
【定員】小学生とその家族 15組(最大60名まで)
【参加費】1家族5,000円 ※1家族4名まで
【申込方法】LINE で「CINE LAB」を友だち登録した後、トークルームの応募フォームより希望プログラムを選択しお申し込みください
火起こし体験などを通じて、災害時に不可欠な火の確保方法と火に対する正しい知識、安全な道具の使い方を楽しく学べるイベントです。
親子で里山に落ちている木を集めて火を起こしてみる「焚火体験」や「竹炭づくり体験」、サバイバルナイフで竹に切りこみを入れて油分で「火を起こす体験」のほか、加熱なしでそのまま食べられる「防災食」を食べてみる体験もできます。
▶神戸の企業『日本イーライリリー』が放置竹林の整備活動を実施
神戸に本社を構える企業「日本イーライリリー」が、多井畑西地区で「放置竹林」の整備を実施。社員の家族やその友人など27名ほどが参加し、「竹伐採」と「竹筒ごはんづくり」を体験しました!
神戸でなにか地域貢献ができないか、社員のチームビルディングや家族ぐるみの交流などにいい場所はないかなと探している人はぜひ見てみてください。
▶始まりは江戸時代!?神戸の無形民俗文化財『かねたたき』
須磨区の山側にある多井畑地域で、その年の豊作を願って行われた伝統行事『かねたたき』が、2024年9月15日(日)に開催。
兵庫県でも数少ない、平安時代中期に始められた念仏踊りの一種「六斎念仏踊り(ろくさいねんぶつおどり)」の原型を残していて、めずらしいお祭りなんだとか。今回はこのお祭りに潜入してきました!
▶自然を満喫しながら、ヘルシーな『ワンプレートランチ』を
海のイメージが強い須磨ですが、実は豊かな自然と隠れた魅力が詰まっている山側の多井畑エリアを散策!
新しくできたカフェで平日5食限定の「ワンプレートランチ」をいただいたあとは、近くの大きな公園で涼みます。帰り際には地元民に愛されるパン屋さんへ行ってお土産も。
▶神戸の里山で自然体験!親子・学生も気軽に
豊かな自然が残る「多井畑西地区」で『竹伐採』を体験。最後には採れたてのタケノコもいただきます。学生や会社の人同士だけでなく、親子でも参加できる自然体験イベントです。
今後も多井畑西地区では自然体験イベントが開催されるので、ぜひ見てみてくださいね。
▶自然に癒やされる「穴場スポット」をご紹介
電車とバスでも、駐車場が近くにあって車でも行けるので、家族でのおでかけにもおすすめ!混むことがなく広々と遊べるのも穴場ならではの魅力ですよね。
須磨区の真ん中、「多井畑厄除八幡宮」や「奥須磨公園」の近くにある『多井畑西地区の里山』には、市街地近郊にありながら自然が多く残っています。
そんな『多井畑西地区』の魅力をご紹介! 神戸市と地域の方たちで、里山や農地などを保全する取り組みも進んでいます。
▶都市に近くて身近な里山
市街地から近い場所にありながら、竹林など里山環境が多く残されている『多井畑西地区の里山』。
ホンドタヌキやキジ、セトウチサンショウウオ、ツチグリなど、さまざまな種類の動植物も生息しています。
のどかな里山風景も広がっていて、田んぼや農地といった日本の原風景が楽しめるのも魅力です。
そのような環境を活かした、竹林でのワークショップや自然体験など、親子でも楽しく学べるイベントが開催されています。
▶多井畑厄除八幡宮
「多井畑の厄神さん」の愛称で親しまれている『多井畑厄除八幡宮』は、日本最古の厄除けの霊地と伝えられている神戸の厄神さんです。
古山陽道の摂津と播磨国の国境に位置していたため、その1つとして疫神が祀られたと伝えられています。
現在の兵庫県神戸市須磨に配流された在原行平や、一の谷の合戦の際には源義経が祈願したと言われている神社です。
毎年1月18日から20日の3日間に渡って「厄除大祭」を開催。厄年のお祓いや疫病退散、病気平癒の祈願と厄除けに多くの参拝者で賑わいます。
▶義経腰掛の松(ほんがんさん)
「多井畑厄除八幡宮」の鳥居の前にある交差点を西側に進んだ先にある『義経腰掛の松(ほんがんさん)』。
源義経一行が「多井畑厄除八幡宮」で戦勝を祈願したときに、この松の木の下で休息をとった後、平安時代の源平合戦で平家と戦った「一の谷」に向かったと伝えられています。
それから村人はこの場所に社を作って、「ほんがん(判官)さん」の愛称で親しみと尊敬をこめてまつられています。
▶奥須磨公園
『奥須磨公園』は、総合公園として1969(昭和44)年に開園した、「多井畑厄除八幡宮」の境内と一体となった公園です。
6つの池をめぐる自然地形がそのまま利用されていて、小川や芝生広場が充実しているほか、季節ごとにさくら・あじさい・ツツジ・ツバキなどが花を咲かせます。
ヘラブナが放流されている園内の「小松池」には、釣り場やザリガニ採り場などがあり、トンボやバッタ、水鳥を観察できるときも。
子どもも遊べるよう遊具も設置されていて、「ちびっこ広場」や「遊具広場」などがあります。
▶竹あかり体験ワークショップ(第3回 KOBE AUTUMN FESTIVAL)
2024年10月26日(土)11:00~20:00 ※竹が無くなり次第終了。
水族館「アトア」近くにステージ・ワークショップ・キッチンカーなどが集結する「オータムフェスティバル」で、オリジナルデザインの『竹あかり』をドリルを使って作るワークショップが開催されました。
三宮から近くの場所で、気軽に自然に触れることができて、多くの人で賑わうワークショップに。
▶竹あかりアートプロジェクト
2024年8月24日(土)・25日(日)17:00~21:00
日本最古の厄除けの霊地と伝えられている「多井畑厄除八幡宮」で、幻想的な空間を作り出す『竹あかり』の「ライトアップイベント」が開催されました。
浴衣を着ている人、お子さんやわんちゃんと一緒に来ている人など、いろいろな人が竹の優しい光に包まれる神社の雰囲気を楽しめたイベントに。
▶竹あかり体験ワークショップ(メリケンビアガーデン)
2024年8月17日(土)・18日(日)13:00〜20:00
竹に穴をあけて自分のオリジナルデザインを作って灯す『竹あかり』の体験ワークショップが、8月14日(水)~18日(日)に開催される「メリケンビアガーデン」内で開催されました。
▶多井畑里山歩きスタディ
2024年8月4日(日)10:00~11:30
多井畑西地区の里山で、普段は見過ごしているような植物や昆虫などを見つけて、ビンゴを完成させる「ネイチャービンゴ」で遊びながら学べるイベントが開催されました。
▶竹あかり体験ワークショップ(Kobe Love Port・みなとまつり)
2024年7月14日(日)・15日(月)11:00~18:00
グルメ・ステージ・ワークショップなど盛りだくさんの「Kobe Love Port・みなとまつり」で、オリジナルデザインの竹あかり作品が作れる『竹あかり体験ワークショップ』が開催されました。
夏休みの工作課題などにもぴったりで多くのお子さんとお母さん・お父さんが参加。普段触れる機会があまりないドリルを使って、気軽に自然体験ができるイベントでした。
▶多井畑西地区の取り組みの展示
2024年5月31日(金)まで
多井畑西地区の里山の保全と活用のために取り組んできたことを紹介する展示が行われました。
▶多井畑の自然体験&竹パンづくり
2024年3月20日(水)9:30~13:00
多井畑西地区の里山を巡り、竹の伐採体験や竹パンづくりが体験できるイベントを開催しました。
▶多井畑の自然ガイド&竹筒ごはんづくり
2023年11月11日(土)9:30~13:00
ガイドによる地区内の自然観察や竹の間伐などの体験会を開催しました。
▶交流広場の整備(淡路景観園芸学校との連携)
『交流広場』は、里山・竹林の整備活動や、里山でのイベントなど、地区内を訪れる人の「憩いの場」として整備されました。
淡路景観園芸学校の学生と近隣の親子が一緒に作った、いろいろな生き物が観察できる「ビオトープ」も。ビオトープができるまでの活動と今の様子を記事でも紹介しています。
ビオトープを作るまでのワークショップの様子
今後の交流広場での活動も、淡路景観園芸学校の学生がレポートしていく予定なので、ぜひ公式noteもチェックしてみてくださいね。
多井畑西地区では、住民参加型の竹林整備や、民間企業・大学生を対象とした里山再生活動の体験、地区を訪れる方のための交流拠点の整備など、さまざまなイベントや活動が行われています。
最近では、親子で里山散策をしてから竹を使ったごはんを作るワークショップや、竹林整備と会社のレクレーション活動を組み合わせたプログラムなど、新たな活用も始まっています。
みなさんも多井畑をさまざまな活動の場に利用してみませんか?
▶具体的な活用イメージ
体験学習
里山保全活動
企業のCSR活動の一環として、放置された竹林の整備と再生を目指します。従業員が竹伐採に参加して竹林の健全な管理方法を学ぶとともに、伐採した竹は竹炭や竹チップとして再利用することで、サステナブルな循環を促進することができます。
自然体験学習
従業員とその家族を対象に、多井畑西地区での自然体験学習プログラムです。自然の中での学びを通じて、社員間のコミュニケーションを促進し、家族の絆を深めることができます。
エコツーリズム
自然保護をテーマにしたガイドツアーを企画し、参加者が多井畑の生態系や生物多様性について学びながら、里山の美しさを堪能することができます。
竹の里山フェス
里山の美しさと問題点を伝えるためのフェスティバルです。竹製品の展示販売・里山ガイドツアー・竹を使った食品の試食会など多様なプログラムを通じて、里山の価値と現状を発信することができます。
アート
※画像はイメージです。
アートインナチュレ
自然をキャンバスに見立て、アーティストが里山の風景に溶け込むアート作品を制作します。期間限定のアート展示を通じて、訪れる人々に多井畑の自然美を新たな形で体験することができます。
エコアートフェスティバル
竹を素材としたアート作品を制作するイベントです。地元のアーティストや参加者が竹を使った彫刻やインスタレーションを作り、竹林問題への関心をアートを通じて持ってもらう機会にすることができます。
ワークショップ
※画像はイメージです
里山キッチン
地元の食材を使った料理教室を開催し、参加者が自然の中で食事が楽しめるイベントです。地域の農家と連携して、季節ごとの新鮮な食材を提供し、料理のワークショップを通じて多井畑西地区の自然と農業の魅力を発信することができます。
アウトドアワークショップ
チームビルディングの一環として開催できる、アウトドアでのスキルアップワークショップです。例えば、サバイバル技術や野外での料理教室など、楽しみながらチームの結束を強化する活動が考えられます。
竹炭ワークショップ
竹炭作りの体験を通じて、竹の有効活用を学ぶワークショップ。参加者は竹炭の製造過程を体験し、その多様な用途(水質浄化、土壌改良、空気清浄など)について学ぶことができます。
上記の活用イメージ以外にも、さまざまなアイデアの実現に向けて取り組みたい方を募集しております。
多井畑西地区の活用に向けて、企業だけでなく、団体個人の方も大歓迎です。興味のある方はぜひ下記フォームよりご相談・ご質問ください。