「親子」にもおすすめ! 神戸の「自然あふれる里山」で『竹伐採』イベントを実施! 3月にも自然体験イベント開催予定【体験レポ】

ライター:ゆう

神戸三宮から車で約30分、須磨・垂水にまたがる「多井畑(たいのはた)西地区」には、豊かな自然が残る里山があるってご存知ですか?

今回は、多井畑西地区にある交流広場で、『竹伐採』が体験できるイベントを開催!ノコギリを使って竹を伐採したり、専用の器具を使って竹を割ったり、竹で作られた遊具で遊んだり。

子どもの自然体験から、竹についてのリアルなお悩み相談まで、盛りだくさんな1日となった今回のイベントの様子をご紹介します。

多井畑西地区とは

神戸市須磨区と垂水区にまたがる「多井畑西地区」は、三宮の中心から約30分と市街地近郊にありながら、自然が多く残るエリアです。

そんな自然豊かな土地を活かして、多井畑西地区ではさまざまなイベントや、企業のCSR(社会的責任)活動・社内研修・レクリエーションを行うなど、活用に向けた取り組みが進められています。

詳しくは特設サイトをご覧ください。

まずは、「里山オリエンテーション」で、多井畑西地区のこと、放置竹林・竹林整備のことなどを学びます。体験するだけでなく、しっかり学べるのも魅力の1つです。

今回の参加者のなかには、近くの竹林のメンテナンスに実際に困っている人たちもいて、より具体的な整備の仕方などもご紹介。

身近な放置竹林を少しずつ整備していくことで、神戸の竹林が美しくなり、豊かな自然がさらに広がっていくかもしれませんね。

放置竹林について学んだ後は、早速、竹の伐採を体験! 切る竹を選定し、ノコギリの刃を入れていきます。

これが結構大変で、刃が食い込んでしまったり、傾いてしまったりして難しい…!試行錯誤しながら、ギコギコと竹の伐採を進めていきます。

手を広げたくらいの間隔をあけて竹を伐採していくと、竹林に日が入るようになり、「たけのこ」ができやすくなるんだそうですよ。

伐採した竹を適当な長さに切った後は、竹の活用方法の1つ「竹炭」を作りやすいように、「竹割り機」を使って縦4等分に。

燃やす前に割っておくことで、節と節の間にある空気の膨張による爆発を防ぐことができるんですって。

子どもたちも竹割りを体験丸太などを下に置いて、カンカンと竹割り機ごと竹を落とすと、少しずつ割れていきます。

普段の遊び・生活では、自然に囲まれた里山で竹を割ってみる体験なんてなかなかできないので、面白い!と子どもたちも笑顔に

同じ日には、兵庫県立淡路景観園芸学校の学生たちが主催する「プレーパーク」というイベントも開催されていて、竹で作られたはしごやブランコなどの遊具で自由に遊ぶ姿も。

交流広場の高台を利用した「あおぞらテラス」や「落ち葉プール」などもあって、子どもたちが元気に走り回っていましたよ。

最後には、みんなで「さつまいも」や「マシュマロ」などを焼いて、プチBBQを楽しむ時間も。こちらも普段ではなかなかできないような自然体験なので、子どもたちも美味しい!とぱくぱく食べていましたよ。


今回のイベントでは、直面している放置竹林について学びながら、竹林整備を体験できて、子どもたちも遊びながら自然体験ができる1日となりました!

今後も、ホタルについて学びながら生息可能性を探る自然観察ツアーなどの多井畑西地区での自然体験イベントが開催される予定です。詳しくは特設サイトをぜひご覧ください。

また、多井畑西地区では、企業のCSR(社会的責任)活動や社内研修・レクリエーションでの多井畑西地区の活用を目的に、体験会が開催されています。

神戸でなにか地域貢献ができないか、社員のチームビルディングやお友達どうしの交流などにいい場所はないかなと探している方におすすめの場所なので、ぜひお気軽に下記フォームよりご相談ください。

◆関連リンク
須磨・垂水の自然豊かな都市型里山『多井畑西地区』 – 特設サイト

 

この記事を書いた人

ゆう

神戸で生まれ育った神戸っ子。趣味は、自然に癒やされながらの散歩とサイクリング。プリンが大好物のよく笑う人です。

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