普段使いしやすい!三宮エリアにある神戸創業の『老舗パン屋さん』 5選。駅チカのお店多め

定番から個性派までパン屋さんが数多く並ぶ神戸。1868年の神戸港の開港とともに始まった神戸のパンの歴史は深く、地元の人々に長く愛されてきた老舗パン屋さんが今も点在しています。

今回は、神戸創業の老舗パン屋さんを、三宮エリアに絞って5つご紹介!どのお店も三宮周辺かつ価格もお手頃なので普段づかいできますよ。

歴史ある老舗パン屋さんを普段づかいできるのは神戸っ子ならでは!朝食やランチ、また神戸ならではの手土産としてもぴったりですよ。

Index

イスズベーカリー 本店
KÖLN(ケルン) 三宮店
トミーズ 三宮店
ハウネベーヤー さんちか店
DONQ(ドンク) 三宮店

イスズベーカリー 本店

イスズベーカリー」は1946年に神戸で創業した老舗店で、70年以上にわたり地域の人々に愛されています。

本店がJR三ノ宮駅から徒歩7分の場所にあるほか、阪神スクラ三宮店は「阪神神戸三宮駅」西改札口を出てすぐなので毎日でも通えそう。

イスズベーカリーのパンは全国に通用するハイレベルな技術・技能者を神戸市が認定する「神戸マイスター」の称号を持つ職人・井筒氏が手がけています。パン屋さんで神戸マイスターの認定を受けたのは井筒氏がはじめてなのだとか。


画像:公式サイトより

イスズベーカリーの看板商品は「トレロン」。「トレロン」とはフランス語で「とても長い」を意味するそうで、長さは約70センチ!超ロングな粗挽きソーセージと粒マスタードをフランスパン生地で包んだこのパンは、見た目のインパクトから神戸名物として定着しています。

価格は1本820円。食べきれないという人に向けてハーフサイズも提供されていて410円で手に取ることができます。ハーフサイズを6等分にカットしたものもあり、これなら普段づかいできそうですね。

スクランブルエッグを添えたら朝食にぴったりではないでしょうか。

注目のおすすめポイント

神戸で創業70年以上!
約70センチのパン「トレロン」

住所
兵庫県神戸市中央区布引町2-1-4 MAP

営業時間
8:00~20:00

定休日
年末年始

◆関連リンク
イスズベーカリー – 公式サイト

KÖLN(ケルン) 三宮店


画像:公式Instagramより

神戸市内に8店舗を展開中の「KÖLN(ケルン)」は1946年の創業以来、地元から愛され続けています。三宮店は「阪急 神戸三宮駅 東口」から徒歩1分と、普段づかいできる便利な場所にあります。

ケルンの看板商品は約半世紀にわたって愛されている「チョコッペ」。名前もラベルの文字も可愛いですよね。この紙を巻いたスタイルは発売当時から変わらないそう。

人気No.1という「チョコッペ」は、小ぶりなソフトフランスの中にミルクチョコがサンドされたパン。外はパリッとこんがり、中はふんわりの生地には、見た目以上にミルクチョコがたっぷりです。

少しビターな味わいのミルクチョコはチョコッペのためのオリジナル配合なのだとか。

ケルンは社会の課題解決に向けた取り組みをしていることでも有名。前の日に売れ残ったパンの中から傷みにくいものを10個〜20個袋に入れた「ツナグパン」をすべてのお店で販売するなど、サステナブルな社会を実現する活動にお店全体で取り組んでいます。購入する側の私たちも、気軽に活動に参加できるのがうれしいですね。

注目のおすすめポイント

約半世紀にわたって愛される「チョコッペ」
「ツナグパン」を買ってフードロス削減

住所
神戸市中央区北長狭通1丁目2-13 ニューリッチビル1F MAP

営業時間
9:00〜22:00

定休日
なし

◆関連リンク
KÖLN(ケルン)– 公式サイト

トミーズ 三宮店


画像:公式サイトより

神戸市内に4店舗を展開する「トミーズ」は1977年創業です。「トミーズ 三宮店」は阪急 神戸三宮駅 西口から徒歩1分で行くことができ、高架下なので雨の日でも濡れる心配はありません。

約2坪の店舗にはパンがぎっしり並んでおり、小さいながら品数は豊富。惣菜パンやサンドイッチなど、いずれもリーズナブルで通勤・通学途中やショッピングの帰りなどに立ち寄る人が多いそう。

「あん食」は生クリームが入ったクリーミーな食パンと粒あんが融合したトミーズの看板商品。北海道産の小豆を使った粒あんを贅沢に使っており、1.5斤で1キロほどあるのだとか。

朝ごはんに食べたらお昼まで満腹感が長持ちしそうですね。

粒あんはやさしい甘さで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層から愛されているのも頷ける味わい。バターを塗って焼き、あんバター風にして食べるのもよさそうです。

注目のおすすめポイント

朝食にぴったりなボリューム満点「あん食」
リーズナブルなパンが豊富!

住所
神戸市中央区北長狭通1-31 高架下35 MAP

営業時間
8:00~20:00

定休日
なし

◆関連リンク
トミーズ – 公式サイト

ハウネベーヤー さんちか店


画像:公式サイトより

1961年に神戸で創業した「カスカード」が展開する7ブランドのひとつハウネベーヤーは、さんちか店・門戸厄神店と2店舗展開されています。「からだに優しい健康素材を意識した商品創り」がコンセプトのブランドです。


画像:Instagram(@sy__1oo7)より

人気No.1は玄米パンで、国産玄米粉を使用した香ばしさと甘みが特徴。素朴な味わいが世代を問わず人気を呼んでいます。

ほかには国産米粉を使用したもちもちの十五穀米パンや雑穀たっぷりのくるみパン、国産小麦100%使用の天然酵母食パンなど体に優しい素材を生かしたパンが豊富

各線 三宮駅から直結の「さんちか」内にあるので毎日通いもしやすそう。地下なので雨でも大丈夫なのが助かります。

注目のおすすめポイント

米粉や雑穀を使った体にやさしいパン
さんちか内のため雨に濡れずに行ける

住所
神戸市中央区三宮町1-10-1 さんちか7番街スイーツメイト MAP

営業時間
10:00~20:00

定休日
第3水曜日

◆関連リンク
ハウネベーヤー – 公式サイト

DONQ(ドンク) 三宮店

全国各地に店舗を展開する「DONQ(ドンク)」は、前身の藤井パンから数えて来年120年を迎えるお店。阪急 神戸三宮駅からは徒歩6分、元町駅からは徒歩5分のところにあります。

ランドマーク的存在でもあった『ドンク三宮本店』は、建て替え工事のため2024年5月29日(水)をもって営業を終了。現在は元店舗のすぐ近くに「トアロード」と接する位置に移転しています。

パンのワールドカップと言われる「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・ブーランジュリー」へ多数の日本代表選手を輩出しているドンク。そんなお店のパンが身近な存在なのは実は贅沢かも。


画像:公式サイトより

本格的なフランスパンを日本中に広めたこともあり、ドンクといえばフランスパンというイメージがありますが、今回紹介するのは「パン・ド・ママン」。本場フランスの味を追及し、食べやすさとおいしさの両立をめざして開発されたドンクならではの「食パン」です。

ミミまでやわからく、そのままでも風味豊かな小型の食パンです。パン用の包丁でなくても簡単にスライスできパンくずもでにくいので、ちょっとだけ食べたいときに好きな厚さでカットし簡単に食べられるのがうれしいポイント。おやつとしてもいいかもしれません。

小さいサイズなので、子どもや少食の人でも1枚食べきれるのが嬉しいですね。

注目のおすすめポイント

全国展開している神戸創業の老舗パン屋
子どもにうれしい小型食パン

住所
神戸市中央区三宮町2-9-6 MAP

営業時間
8:30〜20:00

定休日

◆関連リンク
DONQ(ドンク) – 公式サイト


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この記事を書いた人

ともよ

趣味はまち歩きと読書と本づくり。神戸の書店巡りが癒しです。

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