神戸・南京町で『豚まん』食べ歩き!定番の「行列店」から「神戸牛」など変わり種まで。デート・観光にもおすすめ

日本3大チャイナタウンの1つで、神戸の代表的な観光スポットとして賑わう南京町

飲食店や雑貨店が、100店舗以上軒を連ねているそうですが、今回は『豚まん』など中華まんのおすすめ3選を食べてみることに。冬に食べるホカホカの『豚まん』は、格別の美味しさに感じられますよね。

蒸し器から温かい湯気が立ちのぼる商店街で、読者リポーター・ほのかさんと一緒に、食べ歩きをして行きます!

①元祖豚饅頭「老祥記」

平日11:30頃の南京町広場、老祥記に到着!創業大正4(1915)年、「神戸の『豚まん』と言えば、老祥記!」と思い浮かべる人も多い、言わずと知れた行列店です。

『豚まん』という呼び名の発祥店としても有名で、当時の日本人にわかりやすく、親しみが持てるよう「豚饅頭(ぶたまんじゅう)」と名付けられたんだとか。

メニューは『豚まん』のみで、「5個(600円)」「10個(1,200円)」と、5個単位の販売となっています。

この日は、およそ15分並んでゲット!結構並んでいたのですが、手際よく回転しているので、思ったより早くもらえますよ。

ちなみに、お店によると、比較的混雑の少ない時間帯は「平日の10:30〜11:30、17:25〜18:30」とのことです。

ジャーン!こちらが名物の「元祖 豚饅頭」です。経木(きょうぎ)で包まれていて、持ち帰って温め直しても美味しいと思われますが、出来たてアツアツをいただく「至福」を味わってみます。

大きさはやや小ぶりで、お店でもらえるお箸を使っても食べやすそうです。

それではいただきます。モチっとした「皮」と、醤油味がしっかりと感じられる「餡」は肉汁がたっぷりで、美味しい!香味野菜の「青ネギ」がアクセントになっています。

「皮」は、創業者が中国から持ち込み、代々引き継がれた「門外不出の麹」で発酵したものなのだとか。その味はほんのり甘酸っぱく、いくらでも食べられそう。

南京町の行列店『老祥記』が長年親しんだ店舗での営業を終了。移転後、豚まんの行列はどうなった?

2025年2月8日

現在、老祥記はリニューアル工事中で、広場をはさんだ斜め向かいの姉妹店、曹家包子館(そうけぱおつーかん)で営業しています。

また、曹家包子館で販売されていた「椎茸豚肉包(1個/120円 ※2個以上から販売 )」は、毎月・月曜(月曜が祝日の際は火曜)に、数量限定で用意があるそうですよ。

②南京町 朋榮(ほうえい)

つづいては、広場から西安門の方へと徒歩約1分、南京町 朋榮(ほうえい)へ!

賑やかな屋台のような店構えで、お店の脇には、ちょっと腰を掛けられる椅子が置いてあり、そこで食べてもOKです。

テイクアウトメニューはこんな感じで、「元祖 角煮まん(500円)」が1番人気なのだそう。他にも、お土産にも良さそうな「本格中華ポテト/レギュラー(400円)」や「龍鳳さんの肉ちまき(500円)」などもあります。

『豚まん』では変わり種の「本格麻婆まん(400円)」や、鉄板で焼かれるという「焼いた豚まん(400円)」なども美味しそうですが、今日は「おいしい豚まん(300円)」をチョイス。すぐに食べると伝え、蒸し器で温めてもらいます

それではアツアツをいただきます。玉ねぎの甘さがしっかりと感じられ、お肉がたっぷりで美味しい!温度・湿度により調整し、独自の方法で発酵させたという「皮」はモチモチ感たっぷりで、食べ応えもバッチリ。

豚肉と玉ねぎの「シンプルな昔ながらの豚まん」と銘打たれているように、醤油ベースの飽きのこない味です。

このあたりでちょっと甘い点心も…と、「ぴよまん(200円)」も購入。蒸されてフカフカになった「ぴよまん」はとっても可愛いく、トロッとしたカスタードの甘さが、良いお口直しに。

「まだまだ食べられる!」と、次へと向かいます。

③皇蘭 南京町本店

最後に訪れたのは、西安門のすぐそばにある、皇蘭 南京町本店。テイクアウトだけでなく、イートイン(カウンターのみ・12席)があり、「本格中華そば」などが食べられるみたい。

店外には、西側の可愛いパンダの壁画前に、丸椅子が4つ。東側にも、テイクアウト用のテラス席として利用できる2名掛けのテーブル席が3つ置いてあります。

皇蘭も『豚まん』の人気店の1つで、国産豚肉・淡路島産玉ねぎを使用した「皇蘭の豚まん(350円)」は、昔ながらの「しいたけ」入り。

「くわい」のシャキシャキ食感もあり、「餡」がジューシーで、リピーターが多いのだとか。

今回は、スタッフさんおすすめの五つ星ひょうご認定商品「神戸牛肉まん(350円)」をいただきます。「ご当地中華まん・お取り寄せグルメ」としても人気なのだそうです。

「皮」がフンワリで甘く、「餡」はすき焼きのようなテイストで、すごく美味しい!お肉の中にはコリコリっとした食感もあり、やみつきになりそう。

大きさは、一般的な中華まんより一回り小さめで、お上品な感じ。神戸牛を100%使用した、ジューシーで贅沢な一品を、ゆっくりと味わいます。

今回は神戸・南京町で、美味しい『豚まん』を求めて街めぐりをしました。お店それぞれに個性ある、『豚まん』や「中華まん」に舌づつみを打ち、お腹の中からポカポカと温まりました。

南京町の食べ歩きに関しては「テイクアウトしたグルメは、南京町広場で食べてね!」と、商店街からの推奨です。ご紹介した店舗のように、ちょっと座れるスペースが併設してあるお店もありますよ。

また、飲食後のゴミは「購入した店舗で回収」しているので、マナーを守り、気持ち良く街めぐりを楽しんでくださいね。


【撮影協力】ほのか
神戸愛の強い大学生です。趣味はダンス、野球観戦、お笑い鑑賞です。食べることも大好きなので、今後も色々なお店を開拓していきたいです♡

 

この記事を書いた人

しょうこ

好きなことは写真撮影、アート鑑賞、あとビールを飲むのが大好きです。

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