神戸市内3か所に『CO2を食べる自販機』が登場してる。1台あたりの年間吸収量は「スギ約20本分」


画像:アサヒグループジャパン公式サイトより(東京スカイツリータウン内)

神戸市内3か所に、『CO2を食べる自販機』が設置されてます。

場所は「阪神 魚崎駅」「阪神 神戸三宮駅」の構内と、新開地駅ちかくの「メトロ神戸中央広場」です。


画像:アサヒグループジャパン公式サイトより

大気中の二酸化炭(CO2)を吸収する材料を搭載しているのだそう。吸収したCO2は、アスファルトやコンクリートなどの工業原料に活用されます。

1台あたりのCO2年間吸収量は稼働電力由来のCO2排出量の最大20%が見込まれていて、林齢56~60年のスギの木に置き換えると、約20本分の年間吸収量に相当するんだとか。

大気中のCO2の吸収を可能にした自動販売機は、脱炭素社会の実現に貢献する国内初の取組であり、アサヒ飲料が特許を取得しています。

全国のCO2濃度が高いとされる屋内など様々な場所には、今年4月末時点で既に約1,500台が設置されているのだそう。

今回新たに設置されたのも神戸市内では3か所ですが、そのほか阪神梅田駅・尼崎駅・甲子園駅などを含めると全9か所あります。主要駅と太陽光パネルの設置駅をメインに選ばれたそうですよ。

今年3月に尼崎市にオープンした「ゼロカーボンベースボールパーク」にも6台が設けられています。

設置駅
【阪神本線】大阪梅田駅/尼崎駅/杭瀬駅/大物駅/尼崎センタープール前駅/甲子園駅/魚崎駅/神戸三宮駅
【神戸高速線】新開地駅(メトロこうべ中央広場)

そこに置いてあるだけでCO2を食べてくれる、環境にやさしい自販機。今は主要駅のみですが、これからより多くの場所に設置されて、みなさんの家の近所でも見かけるようになるかもしれません。

◆関連リンク
CO2を食べる自販機 – アサヒグループジャパン

 

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