ポートアイランドに『兵庫県立こども病院』が移転。新しく建て替えられている様子を見てきた。

ポートアイランド２期地区の「医療産業都市」に『兵庫県立こども病院』が移転工事中なので様子を見てきました。

場所はココ↓↓

こっちに行くと、すぐに「IKEA」があります。目の前です。

建物を南側から見るとこんな感じ。

南側の道路で東方向を見る。

同じく南側の道路で西方向を見る。ポートライナー「医療センター」駅のほうです。

『兵庫県立こども病院』は現在須磨区にありまして、1970年に全国で2番目にできた小児専門病院となっています。

建物の老朽化などの理由により建て替えが必要となり、結果的に「医療産業都市」を推進しているポートアイランド２期地区に移転することになったんです。

完成イメージ。コンセプトは「ホスピタル＆パーク」ってことで、屋上庭園があったり隣接する公園に自由に行き来できたり、子どもたちが自然を体感しながら治療できる病院になるんだそな。

ポートアイランドへの移転に関しては、兵庫県医師会が大反対していたということもあり、着工がなかなか進まなかったんだそうです。理由としては、災害や緊急時に最も機能を発揮しなければならない医療機関を、人工島に移転することがリスクになるからとのことです。

阪神淡路大震災時、液状化現象があったり神戸大橋が損傷したりして、交通規制のため三宮のほうと行き来できなかったということがあり、今後も「南海トラフ地震」を想定して反対？ということになるんでしょうか。

対応策としまして、建設地は道路面より約4メートル高い位置に新病院の1階部分があるそうで、標高約９メートルに位置するそうです。「南海トラフ地震」でマグニチュード９の地震が発生したという想定でも浸水しない立地なんだそうです。

『兵庫県立こども病院』は今年中に開業されるそうで、今後この「医療産業都市」がどのように発展するのが、注目したいと思います。

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