神戸市内にある名建築を特別公開する『神戸モダン建築祭』が開催されます。
神戸モダン建築祭
2023年11月24日(金)~26日(日)
神戸ポートタワー など
神戸市中央区波止場町5-5
異国情緒あふれる「北野異人館エリア」や「旧居留地エリア」、古くから主要な国際貿易港として栄えた「港湾エリア」など、神戸市内にある約30件のモダン建築を特別公開するイベントです。
いつもは立ち入れない建物や、普段は非公開のエリアなども特別に見学できるみたい。
来年春のリニューアルオープンを目指して工事中の「神戸ポートタワー」も、1階部分が今回限りで見学できるんだそう。先日見に行った際は足場がほぼ脱げて、美しい赤色の外観が見られるようになってました。
各施設は、パスポートを購入した人が見学できる「パスポート公開」、建築家など専門家の解説とともに巡ることができる「ツアー」、ケーキセットなど飲食もセットになった「連携企画」など、参加方法が異なります。
事前申し込みが必要なものも多く、定員に対して応募多数の際は抽選になるものもあるようです。各プログラムの詳細や申し込みは公式サイトから。
「パスポート」は、建築の見学以外にもさまざまな特典があるみたい。購入方法は「オンライン決済」と「コンビニ店頭購入」があり、販売金額が異なるのでご注意ください。
主なパスポート公開建築
神戸港新港第4突堤 Q2 上屋 ※非公開施設
かつてヨーロッパへ向かう客船ターミナルと鉄道駅を兼ねた施設として利用されていた。
神戸税関
国際貿易港・神戸を象徴する建物です。普段は非公開の旧館「貴賓室」「新館屋上」を公開。
中華民國留日神戸華僑總會 ※非公開施設
明治期にドイツ人実業家の邸宅として竣工。今回初公開です。
神戸ポートタワー ※今回限りの公開
改修工事中のタワーの1階部分を特別に見学できます。
フィッシュ・ダンス(ポトマック本社) ※非公開施設
世界的な建築家フランク・ゲーリーが手がけた日本で唯一の作品。今回初公開です。
神港ビルヂング
昭和14年竣工で今も現役のオフィスビル。アールデコの傑作と言われています。1階ロビーと地下食堂が見学できます。
神戸商工貿易センタービル
日本で2棟目となる超高層ビルとして、昭和44年に竣工された建築物です。かつて展望台だった26階会議室を公開。
ローズガーデン
北野に点在する安藤忠雄建築の第1作です。普段は入れない2階と、最上階のBARだった部屋を特別公開します。
そのほか特別公開される施設
神戸バプテスト教会/日本基督教団 神戸栄光教会/シュウエケ邸/北野メディウム邸(旧スタデニック邸)/デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) /新港貿易会館/高砂ビル/こども本の森 神戸/北野アレイ/松廼家(JR西日本 三宮ゲストハウス) など
開催日時
2023年11月24日(金)~26日(日)
エリア
神戸市内(北野・山手エリア/三宮・元町・港湾エリア/ほか)
パスポート料金
オンライン決済 2,000円(税込)【購入ページ】
コンビニ店頭購入 2,500円(税込)
※パスポートは、実券(裏面)に記名の本人に限り有効です。
※中学生以下は、保護者1名につき1名まで同伴無料。2人目からはパスポートが必要です。
※オンライン決済は「PASS MARKET」のみのお取り扱いとなります。
※セブン-イレブンで店頭購入する場合、店内のマルチコピー機で操作し、出てきたレシートをレジに持参し、代金をお支払いください。
※障がい者手帳をお持ちの本人とその付添人1名無料。各パスポート公開建築の受付にて障がい者手帳の原本をお見せください。
※パスポートは、規定枚数に達した時点で販売を終了します。
工事中の「ポートタワー」や非公開エリアなど、気になるところばかりですね。ガイドツアーの一部はすでにキャンセル待ちになってるので、見学を検討されている場合はお早めに。
◆関連リンク
・神戸モダン建築祭 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
ライター一覧