スマスイ(須磨海浜水族園)と神戸市が協力して「瀬戸内海ウミガメレスキュープロジェクト」って取り組みをしていて、その一環でウミガメの健康診断を行うイベントが行われます。
ウミガメ健康診断「ウミガメ・エコツーリズム」
2018年8月12日(日)14:00~ ※1時間30分程度
神戸空港島西緑地 人工海水池内 北側東屋周辺
神戸市中央区神戸空港
毎年、海水温が上昇してくるとウミガメが北上し、浅くて餌が豊富な瀬戸内海にやってきます。ところが、そこは船の往来や漁船の操業が激しく、多くのウミガメが死んでしまいます。
そこで、周辺で収容されたウミガメは神戸空港島の人工海水池で一時保護し、必要な場合は治療を施し、水温の下がる12月頃太平洋に放します。現在、人工海水池では、海で保護され水族園で飼育されていたウミガメ4頭を収容しています。
今回、ウミガメたちの状態を確認するにあたり、市民の皆さんにも浦島太郎の気分を味わってもらおうと、ウミガメの健康診断にご参加いただきます。ウミガメクイズに紙芝居、ウミガメの甲羅洗いなどイベント盛り沢山です。
人工海水池に収容しているウミガメ4頭の中には、サメによって前肢を失った「アカウミガメの悠ちゃん」も含まれており、悠ちゃん健康診断も実施する予定です。
実施内容は、ウミガメ観察会、ウミガメの身体測定、ウミガメクイズ、ウミガメ紙芝居、ウミガメの甲羅洗いなどです。
また、実施に先駆けて10時頃、ダイバーが潜ってウミガメを取り上げる作業を行います。その様子は自由に見学でき、大人の方には陸上運搬をお手伝いいただくことができますが、今回の観察会とは別のスケジュールになります。
参加方法
参加自由(申込み不要/現地集合)
参加費
無料
参加する人は、熱中症対策、日焼け対策は各自で行いましょう。
◆関連リンク
・神戸市立須磨海浜水族園 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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