毎年バレンタインデーが近づくと、街ではチョコレートの特集が組まれ、華やいだ雰囲気で彩られます。「今年のチョコは、どんなラインナップかな?」と楽しみにしている人も多いですよね。
バレンタインの起源は3世紀のローマ帝国にまでさかのぼり、恋人たちのイベントになったのは14世紀以降といわれています。欧米では、恋人・友達・家族などがお互いにプレゼントを贈り、感謝の気持ちや愛を伝えるのが、一般的なバレンタイン。
日本にバレンタイン文化が伝わったのは20世紀に入ってからで、昭和30年代ごろから「女性が男性にチョコレートを贈る」という、「日本型バレンタインデー」様式が定着した、とのこと。
日本ではバレンタインのこの時期だけで、「年間のチョコレート消費量の約20%を占める」のだとか。
「本命チョコ・義理チョコ・友チョコ」以外に、「俺チョコ」なんて表現も。そして「自分へのご褒美に」という人たちも。
バレンタインデー目前の今回は、読者リポーターのmaoさんと一緒に、贈るだけじゃない!1日ゆっくり楽しむチョコづくしな休日を過ごしていきます。
チョコスイーツを堪能する!
目的地がある北野へ向かいます。山手幹線沿いの「神戸にしむら珈琲店 中山手本店」を北側へ、ハンター坂を進むこと、徒歩およそ1分。
フルーツタルト専門店『Hyde & Away(ハイドアンドアウェイ)』に到着!
お店は2023年12月にオープンした京都発のお店で、現在も予約がなかなか取れない神戸で今注目のカフェです。
白い大きな支柱のある外観から、スタイリッシュでおしゃれな雰囲気がただよっています。
入店するとすぐ、彩り美しいタルトが並んだショーケースに目が釘付けに。「チョコいちご・いちご・抹茶・みかん・和栗・りんご・ティラミス」のレギュラータルトの他に、季節限定「シャインマスカット」も。
生地に使用する原料には、有機小麦を使用し、フルーツはすべて国産にこだわって作られているんだそう。
「ゆっくり過ごせるように」と、テーブル同士の間隔が広くとられ、落ち着いた雰囲気の内装に。大きな窓から明るい光が差し込んできます。
選ばれたヨーロピアン家具は、90%がオランダからのものなんだとか。
今回は「チョコづくし」ということで「チョコレートストロベリー(1,380円)」をチョイス。
なめらかな濃厚生チョコレートと、口どけふわふわのチョコレートムースがタルトの上に。そして、丸ごとイチゴがお行儀よく3粒並んでいて、食べるのがもったいない可愛さです。
飲み物は「オリジナルフルーツティー(780円)」をマリアージュに。
チョコレートの甘味とイチゴの程よい酸味が「最高!」な一品。タルト生地には、紅茶の茶葉が練り込まれていて爽やかな口あたり。フルーツティーは砂糖を入れなくてもほんのり優しい甘さで、香りにすっかり癒されます。
おしゃれな空間でティータイムをして、「自分へのご褒美休日」を、ゆっくりと味わいます。
イートインは公式LINEからの予約のみ受付中。ソーシャルティスタンスの為、余裕を持った席数にしてあり、しばらくは予約が取りづらい状況とのこと。「食べてみたい!」という人は、テイクアウトを利用してみてくださいね。
テイクアウト用はこんな感じで一つずつ、外からは見えない箱に入れてもらえます。手土産にしたとき、嬉しいサプライズになりそう。
ちなみに、お店のお会計はキャッシュレス決済のみになります。現金の支払いができないので、ご注意ください。
チョコドリンクを堪能する!
お腹も心も満たされて、次に向かう「チョコレート」のお店は、徒歩15分ほど南下して旧居留地エリア。
大丸神戸店の南東側すぐ、チョコレートショップ&カフェ・KOBE CHOCOに到着!
建物に入るとKOBE CHOCOのマスコットキャラクターの「ロボチョ」がお出迎え。階段を上がって2階に店舗があります。
こちらはブランドがスタートして13年目にできた、初めての実店舗になるんだそう。「Today is a good day with chocolate!」を コンセプトに、「無限に広がるチョコレートの魅力を探求する」チョコレート専門店なのだとか。
白・ミントグリーン・ナチュラルウッドを基調とした店内は広々としていて、ゆっくりとお買い物ができそうです。
気軽に毎日でも食べたくなるような 「相棒」という名を持つ「バディーチョコレート」や、マスコットキャラクターの「ロボチョ・チョコ」の他、定番の「生トリュフ」や「プラリネ」、チョコケーキ類などもあり、たくさん種類があるので選択肢が広がりますね。
お店は「#チョコがけBE KOBE」Instagramキャンペーンの参加店の一つ。旧居留地エリア周辺にある「チョコがけBE KOBE」モチーフの写真を「#チョコがけBEKOBE」をつけてシェアすると、素敵なプレゼントをGETできるかも?
カフェ利用には、大きな窓に面したカウンター席があり、外の景色を眺めながらのカフェタイムができます。
店内の奥には、テーブル席、ソファ席も。カフェメニューはドリンク類の他に、 オリジナルのホワイトソフトクリームをベースにした「シェイクリム」や「パフェ」、平日限定で「ホットサンド」の用意もあるようです。
今日はイートインをせず、テイクアウトで温かい「チョコレートドリンク・ミルク」(550円)を購入。
さらに「ホイップ&チョコソース」(55円)をトッピングして、甘くしちゃいます。
お店を出て西側に、ちょっとした憩いのスペースがあり、そこで旧居留地の雰囲気を味わいながらドリンクを飲むことに。温かくて甘いチョコレートドリンクを堪能し、さらにパワーアップです!
バレンタインチョコレートをゲットする!
大丸神戸店の北西側、元町商店街がある方には、バレンタインフェアのポスターと、チョコレートが飾られたショーウィンドウが並んでいます。
近づくと、大きな板チョコレートのラッピングで、バレンタイン気分が盛り上がります。さっそく店内へチョコレートをゲットしにいくぞー!
百貨店では、神戸阪急でもバレンタインチョコレート博覧会が開催中なので、チェックしてみてくださいね。
「日本型バレンタイデー」は変化を遂げ、自由にいろんな楽しみ方が浸透しつつあるようです。バレンタインは一年の中でも、もっともいろんなチョコに出会えるチャンス。お気に入りのチョコを探しに、神戸のまち巡りをしてみてはいかがでしょう。
【撮影協力】mao/Instagram(@maoinbali)
海・太陽が大好き!20代をハワイ・バリと南国で暮らし、神戸に帰ってきました。口癖は「スタバいく?」。周りをHAPPYにすることが大好きで、いつも一生懸命ふざけてます。
しょうこ
好きなことは写真撮影、アート鑑賞、あとビールを飲むのが大好きです。
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