神戸市中央区の女性(37)が、自転車の信号無視2回で「自転車講習」送りになるようです。
去年6月に始まった「安全講習制度」が適用されるということで、女性は、去年9月と今年1月に自転車の信号無視をしたころから交通切符(赤切符)をきられていたそうです。
自転車運転者講習の受講命令の要件となる危険行為【14類型】
- 信号無視
- 通行禁止違反
- 歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)
- 通行区分違反
- 路側帯通行時の歩行者の通行妨害
- 遮断踏切立入り
- 交差点安全進行義務違反等
- 交差点優先車妨害等
- 環状交差点安全進行義務違反等
- 指定場所一時不停止等
- 歩道通行時の通行方法違反
- 制動装置(ブレーキ)不良自転車運転
- 酒酔い運転
- 安全運転義務違反
「安全講習制度」では、14歳以上の人が3年以内に2回繰り返した場合、3時間の講習が義務付けられます。3年に2回というのは結構長めなので注意してください。これも安全のためですね。
細かく書いてますが、よくよくルールを確認すると、要は「交通ルールを守りましょう」ってことだけなので、車の運転などと同じく安全運転をすれば問題ないです。
ただ、2つ目の「歩行者用道路における車両の義務違反(徐行違反)」あたりは、「自転車は車道を走る」ということを言っているんだと思いますが、ここは実際と建前というか。どうなんでしょうかね。なるべく車道を走った方が良いということでしょうか。
ちなみに、自転車の違反でも「罰金」や「自動車免許の免停」などがあるみたいなので、自転車だからって「酒酔い運転」なんかは絶対ダメですよ!
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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