8月から開催される現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」に、兵庫県神河町出身の俳優・アーティストの『のん』さんが出展することが決まりました。
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
2010年から始まった「六甲ミーツ・アート」は、これまでにのべ520組が参加したアートイベントで、神戸を象徴する「六甲山」を舞台に、山の自然と調和したアート作品が楽しめます。
詳しい開催概要は以前の記事でご紹介しています。
のんさんは、7年近くアート活動を行っているそうで、今年の六甲ミーツ・アートでは、のんさんが手がけたリボンアート作品を出展するそうです。
大量のリボンを使った、不気味と可愛さがぶつかり合う作風が特徴なんだとか。
東北の伝統工芸「こけし灯篭」「赤ベコ」にリボンをまとわせた作品など、これまで発表された作品に加えて、新作も公開予定です。
芸術祭は複数の施設・エリアが会場になりますが、のんさんの作品は「ROKKO森の音ミュージアム」森の音ホール3階で展示されるそうです。
のんさん:
アート活動を始めて7年近く経ちます。まだまだ創作欲は尽きなくて、あーだこーだと自分の作品を見つめてきて、やっとこれなんじゃないかというものを見つけました。リボンアートは4年作り続けていますがもっと色んな可能性がある、と発掘途中です。虫のようなリボン、人体のようなリボン、ホコリのようなリボン、可愛いリボン達は不気味に変容して様々なイメージを見せてくれます。
私が納得いくまでリボンを敷き詰めた作品達を六甲山で展示できることが楽しみでなりません。
じわじわとリボンアートが散らばって皆様の感情をかき乱していけたらと思っています。ぜひ、かき乱されに来てください。
のん
兵庫県生まれ。俳優・アーティスト。音楽、映画製作、アートなど幅広いジャンルで活躍。主演映画『さかなのこ』で、第46回日本アカデミー賞「優秀主演女優賞」、第32回 日本映画プロフェッショナル大賞「主演女優賞」を受賞。音楽活動では、2023年6月に、2ndフルアルバム『PURSUE』をリリース。2020年から、継続的にリボンアートを発表。「YOKOHAMA ART STATION project 2020」(2020年3月)を皮切りに、「やんばるアートフェスティバル」にて巨大リボンアート「ちょうちょとガジュマル」を発表(2021年12月)。自身が脚本・監督・主演を務めた映画「Ribbon」内の、主人公浅川いつかが描いたリボンアートを制作(2022年2月)。『のんRibbon展 -不気味で、可愛いもの。』(GALLERY X BY PARCO・渋谷)にてリボンアート「都会のちょうちょ」発表(2022年3月)。『ikuno art stay 2023 non ribbon art』にて219体のこけしにリボンを纏わせた作品「試作 真っ赤童の部屋」を発表(2023年1月)。『のん Ribbon展 怪しくて、可愛いもの。』(仙台PARCO)にて「こけし灯篭」「赤べこ」とのんのリボンアートがコラボレーションした作品を発表(2023年10月)。2022年7月に自身が描くアートをモチーフにしたオリジナルブランド「三毛&カリントウ」を立ち上げる。
会期
2024年8月24日(土)~11月24日(日)
会場
ROKKO森の音ミュージアム/六甲高山植物園/トレイルエリア/風の教会エリア/六甲ガーデンテラスエリア/六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅・天覧台)/六甲有馬ロープウェー六甲山頂駅/兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)/六甲山サイレンスリゾート(旧六甲山ホテル)
※ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園、トレイルエリア(一部会場)、風の教会エリアは有料会場
チケット料金
のんさんがアート活動をしていることを知っていた人もそうでない人も、さまざまな表情を見せるのんさんの「リボンアート作品」を見に、足を運んでみてはいかがでしょうか。
各種鑑賞パスポートは、5月31日(金)まで「早割」価格になっています。前売券よりもお得なのでぜひチェックしてみてください。
◆関連リンク
・神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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