神戸山手短期大学が廃止することになるそうです。定員割れで経営できないとのことで、2018年度から募集停止し、2019年度に廃止する模様です。
場所はココ↓↓
神戸市中央区諏訪山町3−1
定員割れは以前から発生していましたが、今年の4月に「生活学科」「キャリア・コミュニケーション学科」を廃止、「現代生活学科」を新設していましたので前向きな取り組みが行われているものと思っていました。
これまでの取り組みですと、共学にしたりもしてました。
2016年5月1日現在の学生数の様子を見てみます。項目の説明ですが、入学募集定員は、新入生を募集する際の定員、収容定員は卒業までの学生でカバーできる人数です。
運営している学校全体の数字です。短大のところを見てみますと、新設した「現代生活学科」に91人でこれは1年生、「生活学科」57人「キャリア・コミュニケーション学科」24人で合計81人が2年生かと思われます。
神戸山手短期大学は、1950年に全国で最初に開学した短大149校のうちの1校で、名門短大として知られ、1999年には学生数がピークの1847人にもなったそうです。今が172人ですのでピーク時は10倍以上です。
収容人数と学生生徒数を見てみますと、神戸山手大学・神戸山手短期大学ともに厳しい経営になっているんじゃないでしょーか。少子化もそうですが、四年制大学に行く人が多くなっていますので、今後も厳しい経営が続きそうです。
◆関連リンク
神戸山手短期大学 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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