暑い日こそガッツリとお腹いっぱい食べたい!と、やってきたのはJR兵庫駅。
ここから海側へ徒歩約15分のところに、『デカ盛り讃岐うどん』の有名店があると聞きつけ、行ってみることに。
「いったいどれくらいデカ盛りなの?」「お味は?」「どれくらいお得?」などなど気になることをリポートしていきます!
お店の周辺は、古い歴史をもつ「兵庫津」と呼ばれるエリアとなっていて、食後は腹ごなしのお散歩にもぴったりですよ。
ちなみにお店への最寄駅はもう1つあり、神戸市営地下鉄 中央市場前駅から徒歩約3分と、JRよりもかなり近くに。三宮からだと10分くらいで到着できます。
これから夏本番。暑さも厳しくなってくるので、歩く距離はできるだけ短くしたいって方は、中央市場前駅が便利ですよ。
並盛りで800g!?デカ盛りうどんにチャレンジ!
お目当ての讃松庵(さんしょうあん)に到着!大きな立て看板とちょうちんには、店名よりも大きく書かれた「うどん」の文字が目をひきます。
この日は11:20ごろの到着で、一番乗り。お店のオープン時間11:30が近づくと、人がどんどん並び始める感じ。
本日ご一緒するのは、デカ盛りと聞いて駆けつけてくれた、読者リポーター・とこまいさんです!
メニューはこんな感じ。人気の「ぶっかけうどん」は9種類(温・冷)で、「揚げ物系」か「とろろ系」のラインナップ。
『讃岐うどん』らしい、麺そのものを味わうような「しょうゆ・釜玉・釜上うどん/各700円」も。
夏にうれしいシンプルな「ざるうどん/700円」や、お子さんが食べやすそうな「きつねうどん/630円」もリーズナブルな価格帯!
他にも、ミニミニうどん付き「丼物」や、お昼のみのサービスメニュー・うどん&舞茸ご飯付き「定食」なんかも気になり、すでにまた来たくなっちゃってます。
店内は、街のうどん屋さんの親しみやすい空気感。カウンター・6席、2名席・4つ、4名席・1つ、家族で利用しやすそうな5名用の座敷が2つあります。
会社のお昼休憩に来た人、年配のご夫婦、子どもと一緒に来ている人もいて、誰でも気軽に利用できる雰囲気です。「用事でこっちに来たら、必ず寄りたくなるねん」というリピーターさんもいましたよ。
「どーーーん!!」と運ばれてきたのは、「とり天ぶっかけうどん・冷/並(900円)」。大きくて深いうどん鉢に、うどんが見えないほどギッシリと乗せられたとり天でびっくり!
うどんの量は「並」でなんと800g!ふだんスーパーで購入する茹で麺は、1人前が200g前後なので、およそ4人前と推測します。
もっと食べたい人は、メニューの値段にプラス180円すると、「大盛り」1,500gにすることも。およそ7人前のうどんが、そのお値段で良いの!?
逆に、50円引きで「小」500gに減らすこともできます。それでも2人前以上はありそう…。さらに「そんなに食べれない!」という人には、お値段は「小」と一緒になりますが、「小の小(グラム不明。「小」よりやや少なめ)」の用意がありますよ。
※うどんの量の増減は、定食・丼物・セットメニューを除きます
肉厚のとり天をを持ち上げてみます。1つ1つが女性のこぶし1つ分くらいはありそうで、これだけでもお腹がふくれそう。
事前にデカ盛りとわかって来店した人でも、初見はその迫力にびっくりするんじゃないでしょうか。
それではいただきます。モチモチした太麺と、濃いめのぶっかけ出汁とがよくからまって美味しい!コシがしっかりある長めの麺は、ズルズルッと豪快に食べてもまだまだたっぷりとあり、至福です。
とり天は揚げたてで美味しく、付け合わせのレモンをかけてさっぱりと、お箸が進みます。
うどんに向き合うこと30分、鉢底がチラリと見えたとき、ゴールを感じて思わず「底が見えた!」と、嬉しそうなとこまいさん。
ボリューム満点でハイコスパな讃岐うどんを、思う存分満喫できたみたいです。
兵庫運河沿いをお散歩
超満腹になったので、お店を出てすこし南へと、兵庫運河沿いをお散歩することに。
運河のある「兵庫津」エリアは、平清盛の頃、平安時代にまでさかのぼる歴史ある街。かつては経済・外交の重要な拠点の役割を担ってきたんだそうで、そんな歴史をたどれる史跡が、街の中に点在しているんですって。
兵庫運河を構成する運河のうちの1つ、新川運河には、市民の憩いの場となるよう、全長約350mの「キャナルプロムナード」と名付けられた遊歩道が整備されています。
運動がてら歩いたり、ベンチでひと休みするのにちょうど良い場所ですよ。
こちらは「キャナルプロムナード」の南の終点近くにある、「大輪田橋(おおわだばし)」。1924(大正13)年竣工のコンクリート造りの3連アーチ橋は、今も現役の橋です。
橋は2度の大災害を乗り越えていて、1度目は、1945年3月の神戸大空襲で炎に囲まれたんだそう。その時に黒く焼け焦げたあとは今もそのまま残り、貴重な遺産となっています。
2度目は、1995年1月の阪神・淡路大震災で被害を受け、橋の親柱4本のうち、3本が崩れ落ちたんだそう。
神戸市は橋の東側に、一番損傷の少なかった1本の柱を、2つの災害を記録するモニュメントとして修復。柱の上部4面には、戦災(3月)と震災(1月)の夜空の星座がデザインされ、「記憶を風化させないように」との願いが込められています。
また、星座の下には青銅製の可愛いカタツムリのオブジェが。カタツムリはキレイな空気と水のある場所にしか生息しないことから、「平和と安全」を祈願して装飾されたんですって。
運河沿いのテラスでひと休み
つづいては、運河のイオンモール神戸南サイドへ。
こちらも遊歩道がキレイに整備されていて良い雰囲気です。夜間の運河周辺はライトアップがされて、穏やかな流れの運河に映る夜景がステキなんだそう。
イオンモールがすぐそこにあり、スーパーは22:00まで、そのほか専門店やレストランも21:00~22:00(土日祝)までと、夜のお散歩にも安心ですね。
ここでひと休みしようと、ドリンクをテイクアウトすることに。
ベンチやテント付テーブルが設置されたテラスで、腰を下ろし休憩します。ちょっと蒸し暑い気候でしたが、冷たいドリンクが一層美味しく感じられ、梅雨の合間にスッキリと晴れているのが気持ちの良い天気です。
お腹がこなれたところで、春にオープンしたばかりの、コストコ商品の再販店「COSTGO(コストゴー)」に買い物へ寄ってから、帰ることにします。
今日は『デカ盛り讃岐うどん』にチャレンジし、お腹が満腹、美味しくて満足!になりました。そのあとは兵庫運河の周辺の散歩を楽しんで、明日へのパワーチャージ完了!
エリアは他にもお寺やミュージアムなど、見どころがまだまだたくさんあるので、ゆっくりと散策してみてはいかがでしょうか。
【撮影協力】とこまい/Instagram(@toco_mai)
趣味は、コーヒー・サウナ・神戸の情報集めです。神戸生まれ神戸育ちで、暇さえあれば神戸の情報サイトを確認し、休日に行ってみる!という生活です。
ずっとカメラ始める詐欺をしているので、今年こそはと画策中。
お店の位置情報がわからないです。住所を教えて下さい。
地元民しかわからないな?!
凄い!行ってみる価値あり!