「摩耶山の夜景」が『クールジャパンアワード2019』を受賞、「外国人の目から見てクール!」と認定されたそうです。「100万ドルの夜景」ですから、当然っちゃ、当然。
『クールジャパンアワード』というのは、応募があった候補に対し、世界各国の外国人審査員約100人で「クールか、そうでないか」と評価、認定する制度。
「モノ」だけでなく、観光名所などの「スポット」、まちづくり・文化といった「コト」も対象になり、これまでに「ランドセル」や「ティッシュ配り」も認定されてきました。
3回目となった今回は、307の応募から53作品選ばれていて、他に「夕張メロン」「水引」「渋谷スクランブル交差点」「保津川下り」などが受賞。
「摩耶山の夜景」は、日本の守るべき美しい自然と文化の象徴である国立公園(全国34公園)にフォーカスした「NationalPark部門」で選ばれました。
神戸市は、この「クールジャパン認定」を積極的に活用して外国人観光客などを呼び込みたいとのことですが、夜景を見に行くためのアクセスなどは、まだまだ整備が必要そう。。。
たとえば、4月に運行が始まった『六甲・摩耶急行バス』で夜景を見に行こうと思ったら、けっこう忙しい。
18:00 「三宮駅ターミナル前」発のバスに乗る
18:45 「摩耶ケーブル下」到着
19:00 摩耶ケーブル・ロープウェー
19:15 展望台(掬星台)に到着
滞在時間 約15分
19:30 摩耶ロープウェー・ケーブル
19:45 「摩耶ケーブル下」到着
20:00 最終バスに乗車
滞在時間短い・・・
あと、夜景は、寒い時期の方が、空気が澄んで綺麗に見えるといわれますが、急行バスの運行は11月末で終わる…寒すぎるので仕方ないけど。
市バスも1時間に1、2本ありますが、外国人観光客だと別のバスも乗りこなすとかはハードル高いでしょうし、レンタカーであの山道を…ってのも現実的ではなさそう。
近頃は、神戸に住んでる人でも、車離れなんかで「ちょっと夜景見にいこか」と気軽にはいかない人も多いでしょうし、「夜景」見に行くためのバスとか、安価な「夜景ツアー」とか需要はあるんじゃないでしょうか。
「クールジャパン認定」きっかけに、夜景を見に行きやすくなるといいな。
◆関連リンク
・COOL JAPAN AWARD – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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