神戸市庁舎2号館の建て替えが決定したそうです。元々は8階建てでしたが、震災で6階部分が押しつぶされ、つぶされた6階も含め7・8階を取り除いたうえで、耐震補強をして継続して利用をしていました。
もうすぐ築60年とのことで区役所も含め市庁舎の中で最も古い建物です。
場所はココ↓↓
神戸市役所 提供
震災当時の様子です。5階部分がおしつぶされています。震災直後、8階の部屋に保管していた資料を決死の覚悟で取りにいった職員がいたそうです。今の神戸の復興計画はこの行政マンから始まったかもしれませんね。
神戸市庁舎の場所を整理しときますと、2号館はこの場所です。
耐震補強をして継続利用をしていたものの、老朽化が目立ち、配管などの故障が多く、震災の借金に目途がたって、三宮周辺の再開発に合わせて、建て替えが決定したようです。建て替え後は、商業施設も兼ね備えた建物にすることも検討しています。
神戸市庁舎がある一帯は、JR三ノ宮駅周辺と旧居留地を結ぶ位置になりますが、商業的には活用しきれていないというのが現状ではないでしょうか。 具体的な計画がでてくるのが楽しみです。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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