2025年8月から始まる現代アートの芸術祭『神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond』で、公募作品プランの募集が2月から始まります。
このイベントは六甲山上を舞台にした現代アートの展覧会(展示会)で、毎年秋冬シーズンに公募で選出されたアーティストや、招待アーティストの作品を展示しています。今年は8月23日(土)から開催予定です。
今年の「公募部門の作品プラン」は2月1日(土)から募集が始まります。受付は4月6日(日)まで。
今回の募集では、前例にとらわれないアーティスト自身から湧き上がる新しい表現を求めるんだそう。テーマは「環境への視座と思考」です。
テーマ : 環境への視座と思考
六甲山はかつて樹木など天然資源の乱用により、荒廃しました。その後、明治期に来訪した居留外国人や多くの先人達の努力によって、現在は緑豊かな環境を取り戻し、新しい生態系も生まれつつあります。そうした歴史をもつ六甲山で行われる芸術祭の今年のテーマは「環境への視座と思考」です。ここでの環境とは、六甲山の自然・歴史・文化はもとより私たちの社会、世界の有り方までを含む概念です。アートの展観を通じて、より広く多様な視点で環境を見つめ思考する契機が生まれることを望みます。※ 「視座(しざ)」とは、物事を考えたり判断したりする際の立場や視点、ものの見方を指す。「視点」よりも広い意味合いを持ち、より高い位置や異なる角度から物事を捉える場合に使われる。
募集期間
2025年2月1日(土)~4月6日(日)
応募基準
アーティスト自身から湧き上がる前例にとらわれない新しい表現を求めます。
・六甲山の自然や景観、歴史、文化、会場施設等の特性を活かし、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を高め、発信出来る作品を募集します。
・作品のジャンルや手法、素材、形態、サイズなどは自由です。
・作品設置、維持管理、搬出までアーティストの責任において実施できることを条件とします。
・屋外を中心に展示を行うため、どのような天候・自然環境にも耐えられる作品であることを条件とします。
※一部屋内会場があります。
※耐久性を十分に考慮した作品については、本芸術祭終了後に神戸市内の他の場所で再展示することを目的に、神戸市が購入する場合があります。神戸市購入実績:加藤 美紗「溢れる」、武田 真佳「case」(2024年JR灘駅南側駅前広場展示)
応募資格
年齢や国籍、プロ、アマチュア、個人、団体などは一切問いません
応募方法
公式Webサイト記載の公募要項を参照のうええ、Web応募または郵送でご応募ください。応募受付期間は2025年4月6日(日)まで。
(1)Web応募
公式Webサイトから規定の応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入したうえで、2MB以内のPDFにして応募フォームよりアップロードしてください。4月6日(日)23:59締め切り。
(2)郵送
規定の応募用紙に記入し、下記の宛先へ郵送してください。当日消印有効、持ち込み不可。
(宛先…〒657-0101 神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32 六甲山観光株式会社 神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond公募係)
応募後の流れ
4月下旬 1次審査(審査員と総合ディレクターによる書類審査)
8月21日 2次審査(審査員による完成作品の審査)
8月22日 受賞作品発表
8月23日~11月30日 芸術祭会期
※1次審査で入選したアーティストには、芸術祭に向けて8月20日(水)までに作品を制作・会場に設置いただきます。入選者には制作補助金として300,000円(税込)をお支払いします。
公募大賞賞金
グランプリ(1組)150万円
準グランプリ(1組)50万円
奨励賞(2組)30万円
※上記の賞のほかに、オーディエンス大賞など多数の賞を選出予定です。
公募についての問い合わせ
メール( rma-info@rokkosan.com )
毎年秋冬恒例の現代アートイベントが今年も開催されます。今回の公募では「前例にとらわれない新しい表現」とのことで、どんな作品が登場するのか楽しみですね。
◆関連リンク
・神戸六甲ミーツ・アート – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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