王子動物園にいる『コアラの赤ちゃん』がお腹の袋から顔を出したみたい。「名前」は後日投票で決定

王子動物園で2024年6月12日に誕生した「コアラの赤ちゃん」が、12月29日に母親のお腹の袋から顔を出したのが確認されたそうです。


神戸市灘区王子町3-1

父親は「いぶき」、母親は「オウカ」。母子ともにコアラ舎の展示場で公開されていますが、赤ちゃんはまだ母親のお腹の袋に入っていることが多く、姿が見られないことも多いんだとか。

王子動物園で飼育されているコアラは、赤ちゃんを含めて7頭になりました。

赤ちゃんの名前は性別が分かり次第、動物園で選んだ候補のうち1つを来園者に選んでもらうかたちで、最も多くの票を得たものに決定されます。

赤ちゃんの情報
出生日:2024年6月12日
出袋日:2024年12月29日
性別:現時点で把握できず
コアラの妊娠期間は35日間で、出産後、子は自力で母親の袋(育児嚢)までよじ登り、その中にある乳首に吸いついたまま約6ヶ月間を過ごします。
育児嚢から出て(出袋)しばらくすると性別が分かる予定です。

両親の情報
父親「いぶき」(4歳)
2020年8月27日 名古屋市東山動植物園生まれ
2023年6月14日 神戸市立王子動物園に来園
母親「オウカ」(8歳)
2016年9月25日 神戸市立王子動物園生まれ

コアラの飼育状況
王子動物園の飼育頭数:7頭(オス2頭/メス4頭/不明1頭)
王子動物園の繁殖実績:1992年以降、21頭を繁殖(6ヶ月以上生存したもの)
国内の飼育状況:7園館55頭(オス17頭/メス33頭/不明5頭)※2023年12月31日現在

コアラの生息状況
オーストラリア東部に生息し、単独性で樹上で暮らし、ユーカリを主食とする。寿命は13~15年。
野生の生息数は約10~50万頭で、森林の開発や交通事故などに加え、近年では森林火災が脅威となっている。
(IUCNレッドリストによる分類は「危急(絶滅危惧Ⅱ類)(VU)」)


来園時にコアラの赤ちゃんの姿を見られた人はラッキーですね。どんな名前が候補として挙げられるのか、楽しみです。

◆関連リンク
神戸市立王子動物園 – 公式サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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