神戸市が『使用済みカイロ』の回収を始めてる。5月まで実験、再資源化へ

神戸市が「小林製薬」と連携し、『使用済み使い捨てカイロ』の回収を始めています。

市が地域福祉センターなどを利用して開設を進めている資源回収ステーション「エコノバ」のうち、32か所に「カイロ回収BOX」を設置。

回収後のカイロから中身の鉄を取り出し、鉄鋼製品の原料として生まれ変わらせるそうです。

回収できるのは使用済みの「使い捨てカイロ」のみで、充電式・オイル式・リウォーム式のカイロは対象外です。

実験的なプロジェクトということで、期間は2025年5月までの予定。回収BOXが設置される「エコノバ」は次のようになってます。

回収期間
2025年2月上旬～5月下旬（予定）

回収場所
神戸市内のエコノバのうち、32か所

回収対象
使用済みの使い捨てカイロ（メーカーは問わない）

回収方法
エコノバに設置している専用の回収ボックスで回収

日本カイロ工業会によると、令和5年度に全国で販売されたカイロは17億枚にもなるのだそう。これまで神戸市はカイロを燃えないごみとして埋め立て処理してきました。

回収BOXに入れるだけでリサイクルに協力できるので、対象のエコノバの近所に住んでいる人はぜひプロジェクトに参加してみては。