神戸でオープンしたお店や会社など紹介する連載シリーズ。神戸市が実施する無料の開業支援サービス「神戸開業支援コンシェルジュ」を活用し、現在活躍中のお店をピックアップしていきます。
今回は、自分だけの革製品を求める人におススメ。希少性の高いエキゾチックレザー製品を出張販売する『モード・ア・レーズ』をご紹介。
エキゾチックレザーのかばん、財布、名刺入れ、キーケースなどを扱う「モード・ア・レーズ」。
エキゾチックレザーとは、ワニ革(クロコダイル)・ダチョウ革(オーストリッチ)・トカゲ革(リザード)・ヘビ革(パイソン)・サメ革(シャーク)・ゾウ革(エレファント)など、希少性が高く独自の模様を持つ皮革の総称です。
正規に輸入し、日本の職人がなめして縫製しているので、皮の凹凸が綺麗に出て、長持ちする革製品に。キメが細かいので、傷がつきにくく、使えば使うほどツヤが出るそうです。
こういった貴重なエキゾチックレザー製品を、神戸市内ならどこでも、自宅など希望する場所まで出張してくれます。デパートの外商を利用しているかのようなイメージでしょうか。
「みんなと同じデザインのものではなく、自分だけの、長く使えるものを持ちたい」という人には満足感が高いかもしれません。
希少動物からとられるエキゾチックレザーの魅力は、独特の模様や個性的な表情。そもそもの数が少ない上に、1つとして同じものはありません。
「モード・ア・レーズ」のオーナー、浅田 賢一(あさだ けんいち)さんは「革を仕入れ、縫製する会社」に20年ほど勤めて目利きを磨き、今ではその中でもさらに珍しい皮革を扱っています。
例えば「ヒマラヤ(写真奥)」と呼ばれるワニ革(クロコダイル)。「純白」から「自然な褐色」にグラデーションするワニ革のことで、限られた職人しか綺麗なグラデーションを出せない珍しいものだそう。
「柔軟性があって丈夫」と人気のダチョウ革(オーストリッチ)。羽毛を抜いた後の突起「クイルマーク」がついた部分は、1枚の皮革の約40%の面積しかないと言われる希少な高級革です。
その時々で仕入れられた貴重な「エキゾチックレザー」を使った財布・カバン・キーケースとの出会いは一期一会。
様々な色・サイズのものを並べてもらって、革製品を熟知する浅田さんにアドバイスをもらいながら、自分だけの特別なお気に入りを見つけられるかも。
以前は東京の会社に勤めていた浅田さん。地元関西でも、日本のエキゾチックレザー製品のすばらしさを伝えたいと思い、神戸市が実施する無料の開業支援サービス「神⼾開業⽀援コンシェルジュ」を利用。
「株式会社・合同会社・個人商店、それぞれの違いや良さ」など経営の基礎知識を知ることができ、「定款」など自分一人ではなかなか作れない書類作成も専門家がサポートしてくれた事で、スムーズに開業できました。
会社名「モード・ア・レーズ」にはフランス語で「くつろいだ、ゆったりとした」という意味があり、ゆったりとした雰囲気の中で革製品を見て、お客さんが納得しベストなものを選んでほしいという思いが込められています。
オシャレ意識の高い人も多い神戸で、もっと貴重なエキゾチックレザー製品の良さを伝えていきたいという浅田さん。今後はネットでの販売も考えているそうです。
希少性の高いエキゾチックレザーの中でも、より珍しい色や柄の皮革をつかい、日本の職人が縫製した長持ちする財布やカバン。
世界に1つだけのお気に入りのエキゾチックレザー製品で、オシャレを楽しんでもらえたら。
店舗名 | 株式会社モード・ア・レーズ |
ジャンル | 革製品 |
住所 | 神戸市垂水区学が丘7-5-3 |
電話番号 | 090-7117-4198 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |
リンク | |
駐車場 | なし |
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れいな
「東遊園地」には観覧車があると思った人。
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