地元民おすすめ!下町・新長田にある『元祖そばめし』のお店へ。商店街を「ワンコイン」でぶらり食べ歩きも

梅雨入りしてジメジメした日があったりと、「夏」の訪れを感じるこのごろ。「雨でもお出かけがしたい!」と、下町・新長田エリアへやってきました。

夏場のお出かけにぴったりの「屋根がある商店街」で、レトロ感あふれる雰囲気を堪能しつつ、今日は神戸発祥のソウルフード「そばめし」が生まれたとされるお店に行ってみます。

情緒あふれる商店街を散策

JR新長田駅から「そばめしの発祥の地」と呼ばれるお店までは、歩いて5分ほど。

せっかくなので、商店街を散策しながら進んでいきます。

途中、「新長田一番商店街」にあるテイクアウト専門店「いろは」に寄り道。ここでは、回転焼き」が一個「100円」で楽しめるんです。

中身は、「カスタードクリーム・あずき・白あん」の3種類から選べます。

今回は「あずき」をチョイス。手のひらくらいの大きさで、フワフワの生地を割ると、中からたっぷりのつぶあんが。

提供時は紙の袋に入れてくれるので、持ち運んで公園などで座って食べることもできますよ。

手ごろなサイズなので、ランチ前ですがいただきます。焼き立てなのでホクホクでおいしい! 小腹が空いたときにぴったりな感じです。

商店街は「食べ歩き」ができるのもワクワクしますよね。

神戸のソウルフード「そばめし」発祥の地でランチ

歩き進めると、目的地の『お好み焼き 青森』に到着!

看板やのれんがレトロな感じで、歴史を感じますね。さっそく中に入ってみます。

1957年(昭和32年)創業のこのお店は、昔から地元民に親しまれてきたみたい。壁にかかったメニューにある「しんちゃん焼」っていうのは、常連客の名前が付いたメニューなんです。

ここでそばめしが生まれた「きっかけ」を、実際にお店の人に尋ねてみました。

店主さんによると、お店近く工場で働いていた人々が持ってきた冷やご飯を温めてほしいといわれ、注文された焼きそばと一緒に鉄板で温めたことが始まりなんだそう。

現在の店主さんは3代目となっていますが、そばめしが生まれたのは1代目のころ。当時は、お米は持ち込んでOKだったようです。

そばめしの歴史、知っとう?

お客さんのリクエストがきっかけで生まれた
当時「お米はお客さんが持ち込む」スタイルだった

歴史を知れたところで、さっそく定番メニュー「すじ焼(600円)」と「すじそばめし(800円)」をいただきます。

ボリュームもしっかりあるのに、この値段は安く感じますね。

そばめしは、ソースの香りがとっても香ばしい! 家ではなかなか作れない「パラパラ感」で、麺の刻み具合も絶妙です。

お家のフライパンだとすこしベチャっとしちゃうところ、お店の鉄板だとしっかり火が通ってパラパラになるんだそう。

「すじ焼」は、神戸の地ソースである「どろソース・ばらソース辛口・ばらソース甘口」の3種類からソースを選んでいただきます。

作り方はむかしからほとんど変わっていないようで、店主さんによると「親が作っているのを見て育っているから、自分も自然と真似て作るようになった」そうです。

現在の店主さんのお子さんも、夏休みから練習を始めたいと意欲的なんだとか。「青森」の歴史がこれからも続いていくと嬉しいですね。

今回は、新長田の歴史を感じながら、ソウルフード「そばめし」発祥の地や、商店街を堪能しました。

日差しが強い日も続きますが、新長田の商店街は屋根があるのでゆっくり楽しめますよ。

神戸の街並みや歴史を感じられる、お散歩やお出かけに行ってみてはどうでしょうか。

神戸らしいもの、神戸が築いてきた歴史に触れる街歩きも味わいがありますね。今後も、神戸をもっと好きになるような内容をお届けしたいと思います!

 

この記事を書いた人

ありさ

スイーツとハロプロのアイドルが好き。

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