女子大生30人で作る! 『オリジナルおせちイベント』が学生主催で実現。武庫川女子大学

 本記事は【武庫川女子大学】の現役学生が担当しています。

【取材・記事執筆】
武庫川女子大学 社会情報学部 社会情報学科 りこ さん・みづき さん
(メディアと生活文化/担当教員:社会情報学部社会情報学科 大森いさみ教授)

今回は、12月2日に武庫川女子大学で開催された職員&学生対象の「おせちビュッフェ」イベントについて、当日の様子をご紹介します。

このイベントは、武庫川女子大学・大森ゼミの学生たちが企画・運営し、おせち料理専門店「板前魂」の協力を得て実現。おせちをビュッフェ形式にするという学生発信のアイデアとおせち専門店の味が合わさった特別なイベントとなっています。

Index

ドキドキで迎えたイベント当日
25種から自由に選べる、夢のバイキングがスタート!
学生が考える”映えおせち”とは?
参加者30人の声をアンケート
基本情報・まとめ

ドキドキで迎えたイベント当日

学内サイトやチラシ配りで参加を募り、当日は1部・2部合わせて30人定員でイベントを実施。

受付を済ませると、ゼミ生から「今回のイベントの目的」「当日の進行スケジュール」「参加時の注意事項」について説明を行います。

ゼミ生が事前準備の段階で「52種類」ものおせち料理を実際に試食して、決めた25品が並びます。見た目や味・お客様のアンケート結果などを通して選んだ品々。「スイーツ」なら学生も親しみを持ちやすいのではないかとスイーツ系も多く混ぜ込みました。

25種から自由に選べる、夢のバイキングがスタート!

実際に準備段階で試食したゼミ生から「おすすめ料理」を聞いたり、友達と相談したり、板前魂さんから見た目のアドバイス評価をもらいながら、全員が盛り付けに集中!

好きな料理だけを迷わず詰める人もいれば、普段はあまり手に取らない品に挑戦する人の姿も。

どの商品をどの位置に並べるか、彩りやバランスを考えながらじっくり悩む参加者も多く、会場にはそれぞれの“こだわりのおせち作り”を楽しむ空気が広がっていきます。

学生が考える”映えおせち”とは?

会場には2種類のフォトブースを設置。参加者のみなさんが自由に撮影を楽しんでいます。

奥側の白い背景は“現代”をイメージしたおしゃれなフォトスポット、手前の赤い背景は“和”をテーマにした落ち着いた雰囲気のフォトスポットです。

おせちブッフェを体験した人だけでなく、その先にいる人達にも「おせち」の魅力がより広がっていくことを目指して考えたアイデアですが、盛り付け段階から見た目にこだわる学生が多く、フォトブースの設置をして本当に良かったと感じます。

自分たちで盛りつけた「オリジナルのおせち」を、その場で実際に味わっていきます。「これはどんな味だろう?」と吟味しながら黙々と食事を楽しむ学生もいれば、お気に入りの料理を何度もおかわりしている学生も。

参加者30人の声をアンケート

最後に、今回の協力いただいた「板前魂」の方にインタビューを行う中で「おせち離れが進んでいる若い世代に、もっとおせちの魅力を知ってもらいたい」という協力理由ともなった思いも改めて伺うことができました。

イベント最後に実施したアンケートには、「苦手だった数の子が思ったよりおいしかった」「どの料理もクオリティが高く満足できた」といった声が寄せられました。

また「普段は選ばない料理に挑戦できた」ことや「スイーツによる見た目のかわいさや味の変化を楽しめた」という感想も。

基本情報・まとめ

今回のイベントは、「おせちは若い世代にとって身近ではないのでは」という課題意識から始まりました。

「ビュッフェ形式」や「スイーツを取り入れること」「フォトブースの設置」など、楽しみながら触れてもらう工夫を重ねることで、日本の伝統食が若者にとっても「魅力的なもの」として届けることができたと実感しています。

事前準備の様子は過去の記事でもご紹介していますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。

主催
武庫川女子大学 社会情報学部社会情報学科 大森ゼミ 3年
株式会社ナカノモードエンタープライズ 板前魂

◆関連リンク
武庫川女子大学 – 公式サイト
板前魂 – 公式サイト

 

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