
神戸市が、神戸を坂のまちとして魅力を発信するために行う「坂のまち神戸プロジェクト」。
今年度の取り組みとして開催された、神戸ならではの坂の魅力を表現したキャッチコピーを決める総選挙の結果が発表されました。

今回の総選挙にあたって、神戸のまちに溶け込む「坂道」を誇りに思う気持ちを次代へ紡いでいくため「神戸の坂ならでは」の魅力を凝縮したキャッチコピー候補が10個制作されました。
2025年12月3日から2026年1月4日までの1か月の期間で、2,505件の投票があったそう。
投票結果を元に、4つのキャッチコピーが決定しました。市民から寄せられたエピソードと一緒に紹介します。

見上げると、山がある。見下ろすと、海がある。神戸の坂ってお得でしょ。
【市民から寄せられたエピソード等】
「その日の気分で開放的になりたい時は下を見れば海が、リフレッシュしたい時は上を見れば山が、いつも寄り添って迎えてくれます。神戸の坂だけの特別です。」
「他府県から初めて来た知人が、たいてい『やま近!』『うみ近!』のどちらかを言う」

踏んばる、振りかえる、上をむく。坂道って、人生だ。
【市民から寄せられたエピソード等】
「疲れた時、息を切らして坂を登り、そして振り向くと、坂道の上からキラキラした海が溶け込む景色を見えた。心が癒され洗われて、もう一回頑張ってみようと思えた。」
「子どもの頃、祖母が一緒に坂を歩いた時、「昔は何回も往復してたのに」と笑いました。その時、夕日のオレンジ色で顔が染まっていて、その瞬間が、とても貴重な気がしたことをずっと覚えています。」

登下校が大変だった。校舎の外にも、思い出が残った。
【市民から寄せられたエピソード等】
「坂の上の学校に通学した私は、行きはフーフー帰りはラクラクでした!友だちとしゃべりながらの坂道は、部活や恋の相談、テスト勉強と人生で大事な時間を過ごしました。」
「現役で高校生をしており、まさしく、坂の上の学校に通っています。幸運なことに、初恋である三年生の先輩と登校をさせていただいているのですが、そんな日々もまもなく終わります。ですが、先輩と登校したあの坂を、あの日々を、きっと忘れることはないと感じています。」
「あんなに泣いていたのに、ある日振り返らずに山の上の学校に、1人で登校していく我が子の背中に涙したこと。立ち止まった日もあったけど、また登り続けています。」

坂のてっぺんまで、こぎきった。今日、ぼくは少し大人になった。
【市民から寄せられたエピソード等】
「子どもの頃に、複数人の友達と自転車で坂道を立ちこぎで上っていき、1人また1人と脱落していく中で、誰が自転車を降りずに上りきるか勝負していました。」
「身体が成長するごとに、挑戦する坂道が増えていった。初めての坂を足をつかずに自転車をこぎ切った、その晩、親父に風呂で自慢気に話したことを覚えています。」
投票期間
2025年12月3日(水)14:00~2026年1月4日(日)23:59
投票方法
オンラインフォームによる投票(1人1回限り。最大3つまで選択)
投票総数
2,505件
投票結果
| 決定したキャッチコピー | 得票数 |
| 見上げると、山がある。見下ろすと、海がある。神戸の坂ってお得でしょ。 | 1,621 |
| 踏んばる、振りかえる、上をむく。坂道って、人生だ。 | 874 |
| 登下校が大変だった。校舎の外にも、思い出が残った。 | 669 |
| 坂のてっぺんまで、こぎきった。今日、ぼくは少し大人になった。 | 567 |
その他のキャッチコピー候補
・スポーツ大会で優勝した。鍛えてくれたのは先生と、この坂だった。
・坂道で滑っとう?きっと、大事な時に滑らへん。
・まだジムにお金払っとう?ここは、無料やで。
・映画監督のみなさまへ。この景色、傑作の予感しませんか?私はしてます。
・まっすぐ生きるだけじゃ、窮屈だ。たまには、傾いてみない?
・神戸には、坂ではじまる恋がある。曲がり角じゃなくってね。
エピソードを読むと、神戸の人にとって「坂」は身近な存在であることを改めて感じますね。
今回選ばれたキャッチコピーは、市内施設でのポスター掲示や電子看板での放映などに活用されるそうです。
◆関連リンク
・神戸市:坂のまち神戸プロジェクト – 公式サイト









































ソウイチロー
生まれは香川。岡山、名古屋と渡り歩き、大学進学を機に神戸にやってきました。趣味は登山とビール。六甲山を登った後は、国内外の様々なビールを飲んで疲れを癒やしています。
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