電話ボックスに入ると「本」が借りられる!? 湊川商店街の老舗喫茶店「アップルハウス」の入り口に『ミニ図書館』が登場

喫茶店 湊川 新開地 神戸 兵庫 図書館 みなとがわアップルライブラリー

湊川商店街にある老舗喫茶店の入り口に、誰でも本を借りられる「ミニ図書館」が登場します。


神戸市兵庫区荒田町1-16-5

喫茶店 湊川 新開地 神戸 兵庫 図書館 みなとがわアップルライブラリー
画像:みなとがわ商店街公式サイトより

「喫茶アップルハウス」は、湊川商店街で60年近く愛されてきた喫茶店です。品ぞろえ豊富なランチに、ドリンク付きのワンコインデザートもあって、常連客も多い人気店なんだそう。

しかし商店街周辺では近年、新たなマンション建設に加えて再整備構想の動きもあり、常連客と若い世代、ファミリー層との接点づくりが商店街全体の課題となっているそうです。

そこでアップルハウスは「地域に愛され、地域活性化にも貢献できるお店に」という理念のもと、店内のリニューアルをスタート。

役目を終えた店頭の「たばこ自販機」を撤去して、誰でも立ち寄れる”街の本棚”に再生します。

喫茶店 湊川 新開地 神戸 兵庫 図書館 みなとがわアップルライブラリー

イギリス風の電話ボックスをイメージしたデザインのミニ図書館『みなとがわアップルライブラリー』は、喫茶店の利用にかかわらず、入り口の貸し出しノートに記入するだけで誰も本が借りられる図書館です。

会員登録や身分証明なども不要で、貸し出しノートには氏名・連絡先と借りる本の書名を書くだけ。返却期限は2週間がめどになってます。

ライブラリーには小説や漫画、エッセイなど、アップルハウスオーナーがセレクトした「街と出会う」本を約250冊取りそろえました。

湊川や新開地の歴史、まちづくり関連の本や、神戸ゆかりの作り手によるZINE(自主制作誌)もあるみたい。

ちなみにライブラリーの電話ボックスは、常連客や近隣の子どもも手伝って塗装したのだとか。

喫茶店 湊川 新開地 神戸 兵庫 図書館 みなとがわアップルライブラリー
3代目 岡部亮司さん(左)と先代 岡部正峰さん

オーナー 岡部亮司さん:
祖父母の代から60年、アップルハウスはこの場所で湊川の街と共に歩んできました。店を引き継ぐ中で、昔のまま守るだけでは、この先の街とのつながりは続いていかないとも感じていました。

役目を終えたたばこ自販機の場所を、今度は誰でも立ち寄れる小さな図書館として開くことで、本を通じて新しい交流が生まれたら嬉しいです。大切に受け継がれてきたこの場所を、自分たちの世代なりの形で未来につないでいきたいと思っています。

オープン日
2026年5月12日(火)

利用可能時間
喫茶店営業時間中(7:45~17:00)

利用料金
無料(会員登録不要)

利用方法
・貸し出しノートに氏名・連絡先・書名を記入
・2週間をめどに返却


湊川や新開地の本からZINEまで、このライブラリーならではの蔵書ラインアップが楽しめそうですね。店頭で本を借りて、そのまま店内で読むのも良い時間になるかもしれません。

ライブラリーのオープンを記念して、神戸のカルチャーセンター「エントランス」とのコラボレーションで、3代目オーナー 岡部亮司さんによる講座「湊川・新開地の歴史と魅力」を5月20日(水)夜に開催するそうです。定員30人で参加無料。申し込みはエントランスのサイトから受け付けているので、興味がある人はぜひ参加してみてください。

◆関連リンク
アップルハウス – 食べログ

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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