
新施設のイメージ
画像:神戸市港湾局資料より
メリケンパークの東側にある「緑地」の活用方法を模索していた神戸市。新たなにぎわい施設と緑地を一体的に整備・運営する事業者を募集し、このほど優先交渉権者が決まりました。
神戸市中央区波止場町1-4
収益施設と緑地を一体で整備

画像:神戸市港湾局資料より
対象となるのは京橋地区にある「波止場町緑地」の一部。面積は約2,754㎡です。
現状の緑地は周辺に勤務する人たちがランチ休憩などで利用することもありますが、あまり多くの人は訪れないエリア。
サウンディング型市場調査も実施し、カフェなどの収益施設の整備と緑地の維持管理などの条件で、民間に長期的に土地を貸す方向で模索していたようです。
神戸市は「みなと緑地PPP制度」(※)を活用して、にぎわい施設と緑地を一体的に整備・運営する事業者を募集。今回2者から提案がありました。
※カフェなどの収益施設の整備と収益の一部を還元して、緑地などの維持管理を行う事業者に対して、緑地などの行政財産を長期貸し付けできる制度。
案は2者とも、京橋地区のエリアコンセプトである「回遊・にぎわいをつなぐウォーターフロントエリアのエントランス」に合致していて、緑地の整備とともに、旧居留地の連携など、神戸市民や神戸を訪れる人の回遊性アップが期待できると評価。
選考委員会の審議を経て、にぎわいの創出と収支計画で高評価を獲得し、提案内容の実現可能性が高いと判断された「建隆インベストメント」を代表とする企業グループが優先交渉権者に選ばれました。
気軽に音楽に触れられる場所に

新施設のイメージ
画像:神戸市港湾局資料より
新施設は「音楽の図書館」をコンセプトに、イベント利用もできるライブハウスとカフェ、テラス、レコードショップなども併設する計画です。
ライブハウスは1000人規模のライブ開催ができる想定で、併設するカフェにはステージも。音楽演奏などを楽しみながら憩える場所にするイメージなんだとか。
エリアとエリアをつなぎ、歩きやすい都心をつくることも念頭に、旧居留地と調和する新たな緑地空間も整備して、ウォーターフロントエリアとの回遊性も考慮しているみたい。
施設の計画は南側からの景観も将来を見据えたものになっていて、夜の景観も含めて周辺の建物と調和し、ニーズに合わせて運用できると評価。
緑地についても、人の導線を考えつつ、周辺からの景観への配慮もしているそうです。
この計画を進める代表企業の「建隆インベストメント」は、総合企画調整・事業計画・エリア連携・資金計画を担当。
構成企業の「村上工務店」は運営企画・事業計画・事業者連携・建設、同じく構成企業の「大丸松坂屋百貨店」はイベント企画・エリア連携・集客連携を担当します。
事業期間は30年で、現時点のスケジュールでは「2028年春」の開業を予定しています。
将来の方向性を示す「神戸ウォーターフロントビジョン」では、船溜まりを埋め立てて、海側に陸地を広げていくようなイメージが示されていました。
実現するのはまだまだ先ですが、その第一歩となる今回の活用計画は、街に新たなにぎわいが生まれそうです。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト








































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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