
令和7年3月に発表した、国の南海トラフ巨大地震による津波想定を踏まえ、兵庫県が見直しを行いました。新たな想定図では、明石市に高さ1mの津波が届くまでの時間は地震の発生から「98分」となっています。
前回の想定では115分だったので、17分早まったことに。見直しは、平成25年度(2013年度)に実施した前回の想定以来です。
明石市の想定は、最高津波水位が「1.7m」、浸水面積が「15ヘクタール」。前回の最高津波水位2.0mよりは低くなっています。

画像:兵庫県発表資料より
県が公表した市町別の表では、明石市で高さ30cmの津波が届くまでの時間は「85分」とされています。
浸水の深さ別にみると、0.3m以上が10ヘクタール、1m以上が2ヘクタールで、2m以上の区域は「0」でした。
県の想定では浸水の範囲は防潮堤の外にとどまり、住宅地への浸水はないとのこと。川をさかのぼった津波が堤防を越えることもないとされています。
一方、神戸市は最高津波水位が3.7m、高さ1mの津波が届くまでが83分と想定されています。

画像:兵庫県発表資料より
県の資料では、30cmは「津波に巻き込まれた場合、死者が発生する恐れのある水位」、1mは「ほぼ全員亡くなる恐れのある水位」と説明されています。
明石市は、海岸沿いや明石川の下流など標高の低い地域に住む人に向けて、地震の発生から60分までに「山陽電鉄よりも北へ」をひとつの目安として避難するよう案内しています。
地区ごとの避難の目安は次のとおりです。
| 地区 | 避難の目安 |
| 東部地区(明石小学校区) | 人丸小学校、明石公園の高台など |
| 東部地区(明石小学校区を除く) | JRの線路より北側 |
| 西部地区 | 山陽電鉄の線路より北側 |
住所から浸水の深さを調べられる「兵庫県CGハザードマップ」は更新の準備中で、今は前回の想定が表示される状態です。明石市の新しい想定図は、市の公式サイトにあるPDFで確認できます。
神戸市内の浸水面積や到達時間は、過去の記事で詳しく紹介しています。
公表日
2026年10月15日
明石市の想定
最高津波水位:1.7m
津波到達時間:高さ1mの津波が地震発生から98分、高さ30cmの津波が85分
浸水面積:15ヘクタール
問い合わせ
明石市 総務局総合安全対策室
TEL:078-918-5069
特記事項
【重要】津波浸水想定図は「安全区域」を示すものではありません。
浸水想定図で着色されていない区域であっても、強い揺れや長い揺れを感じたら、ためらわず、直ちにより高い安全な場所へ避難してください。
いざというときに迷わないよう、自宅や職場から避難の目安になる場所までの道のりを、一度確かめておくと安心ですね。
◆関連リンク
・明石市 – 公式サイト(兵庫県・南海トラフ巨大地震津波浸水シミュレーションについて)
・兵庫県 – 公式サイト(南海トラフ巨大地震津波浸水想定図)
・兵庫県CGハザードマップ – ポータルサイト














































ゆいな
神戸生まれ、神戸育ち。韓国ドラマが好きで、年に2回は韓国旅行に行きます。お笑いも好きで、「推し」のYouTubeを見るのが日課になっています。
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