阪急 御影駅の海側すぐのところにある、洋菓子屋さん「御影高杉」本店が閉店してました。8月末までの営業で、最終日は行列ができてました。
神戸市東灘区御影2-4-10
沸蘭西菓子 御影 高杉。「沸蘭西」はフランスの当て字で旧字体です。フランス菓子ということになります。
閉店を知らせる張り紙。1996年の開店なので21年間の営業。
残っている「そごう神戸店」は9月18日(月)、「西宮阪急店」は9月30日(土)に閉店する予定です。本店は一足早く閉店。
こちらの建物の1階です。
西側から阪急御影駅のほうを向いています。
一時期は、東京丸の内や梅田にも出店し、全国6店舗を営業していました。
「本高砂屋」という会社の高杉良和さん(65)が看板シェフとして運営を行っていましたが、後継者や人手不足という問題があり、今回の閉店の動きとなったそうです。個人オーナーではなく会社運営ですので、おそらく営業的な側面もあったかと推察されます。
「本高砂屋」自体は元町に本店があり、和菓子も洋菓子も製造販売する会社なので、今後は、そちらのほうに味が引き継がれるのかもしれません。全国の百貨店にお店を出してまして、神戸は元町本店/そごう神戸店/大丸神戸店/JR住吉店/須磨大丸店/そごう西神店の6店舗です。
全国的にも同じ事が言えると思いますが、新しいスイーツ店やカフェがたくさんできている状況ですので、昔ながらの洋菓子店も新しい商品をどんどん作っていく必要があるということでしょーか。
◆関連リンク
・御影高杉 – 公式サイト
・本高砂屋 – 公式サイト
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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