日本一かわいい母子健康手帳をフェリシモがプロデュース「神戸市 母子健康手帳」10/2から配布を開始したみたい。

「フェリシモ」がプロデュースした「母子健康手帳」の配布が始まっています。神戸市にしかない「日本一かわいい母子健康手帳」ということで、とっても話題になっています。

「フェリシモ」が、表紙デザインやページイラストを神戸の老舗子ども服ブランド「ファミリア」に依頼し、港町神戸らしさもあるかわいらしいデザインとなっています。「フェリシモ」「ファミリア」がタッグをくんだというのも、おもしろい取り組みではないでしょーか。

コンセプトは「親から子へ贈る母子健康手帳」。“次世代につなぐ”ことをテーマに記録ではなく記憶として残すページもあります。10月2日の妊娠の届け出から、交付されているそうです。

「日本一かわいい!」母子健康手帳の中身の一部をご紹介

神戸で子育てをすることがもっと楽しくなるような、港町神戸らしさあふれるデザイン。中面は全ページ、フルカラー印刷で、ママが書き込みたくなるかわいさです。

表紙はもちろん、こんな細かなところにも『ファミリア』のイラストの可愛いあしらいが!

「記録」ではなく「記憶」に残る。子どもへのプレゼントになるような母子健康手帳に。

今回の母子健康手帳では「かわいい」だけではなく、この手帳が「子どもへの愛情あふれるプレゼント」となる工夫をしています。妊娠の経過や成長の記録を数値として記録するものではなく「生まれたときのエピソード」「親から子どもへのLOVE LETTER」のページなどをはじめ、誕生日などの成長の節目に、子どもへのその時の気持ちを伝えられるページもあるんです。

子ども自身が「愛された証」として受け継がれることを願っています。紙は、経年劣化をしにくいものを選び、また、今回からカラー印刷となりました。

「誕生時のページ」には、生まれたときのエピソードなどを書き込めるようになっています。

「かわいい」だけじゃない! 子育て中の「ママ目線」も取り入れました。

「日本一かわいい母子健康手帳」を作りたい、でも使い勝手も必要。ということで、フェリシモのママ社員と神戸市のママ職員とで座談会を開催し、母子健康手帳についてのディスカッションを行いました。記入したくなる内面デザインや、予防接種の記録の増ページなど、子育て中のママさんならではの要望を多数反映した、使いやすい仕様になっています。

今回新しく作った「フッ化物塗布日の記録」のページ。

子育てのテキストである「すくすくハンドブック」も同時にリニューアルされています。

「すくすくハンドブック」は、妊娠中から子育て期の総合的なテキストです。今回のリニューアルにともない、家族みんなで子育てに参加してもらう工夫をしました。

「男性は、母子健康手帳や子育てについてのハンドブックをあまり読まない」という男性の意見から、「ここだけは読んでほしい」という項目はまとめて「パパ、出番ですよ!」というコーナーを設け、男性にも読みやすくなる工夫がされています。

また、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に子育てにかかわっていこうという提案をし、そのために必要な「昔の子育てと今の子育ての違い」について説明しています。

すでに交付済みの「母子健康手帳」などとは交換ができなかったりするので、10月2日(月)以降に届出をした人は、ぜひ活用しましょう。

◆関連リンク
フェリシモ – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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