2018年4月に神戸空港が民営化することに伴い、神戸空港と三宮のアクセス改善への取り組みが始まります。
今のアクセス状況を確認しますと、神戸空港から三宮までは、ポートライナーを使って「19分」。待ち時間や移動なども考慮すると、「30分」かかるというイメージでしょうか。
神戸市は三宮周辺の回遊性を高めるために、大量輸送に適した「連節バス」の社会実験などを行っていますが、今回はその経験が活かされるということになります。
時間短縮ということもそうですが、通勤時間帯のポートライナーの混雑ぶりも課題になっているところですので、新規路線の開設が楽しみです。通勤時間帯のポートライナーは125%程度の乗車率ということなので、あの天井高ではかなりの混雑ぶりです。
神戸空港⇔新神戸の路線も検討されているそうで、途中停車なしで、神戸空港⇔三宮⇔新神戸の直通バスができれば、かなり利用しやすくなるんじゃないでしょーか。
2018年度の取り組みとしては、夏に5日程度連節バスを運行してみて、年内に路線開設。その後は、「バス高速輸送システム(BRT)」の導入も視野に入ってくるでしょう。
神戸市は「ポートアイランド」に企業誘致をしている関係もありますので、三宮から、ポートアイランド・神戸空港、さらには新神戸へのアクセス改善は早く実現してほしいところです。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
ライター一覧