コミック生原稿を中心に特別展『鋼の錬金術師』展 4/21-7/8 神戸ゆかりの美術館(六アイ)記念講演会も

「鋼の錬金術師」は漫画家・荒川弘(あらかわ ひろむ)氏が壮大なスケールで描く冒険物語で、2001年から2010年まで月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)に連載されました。

全世界シリーズ累計発行部数7000万部を超える大ヒット作品となり、この間テレビアニメ、劇場アニメも公開され、2017年12月には実写映画版が公開されたばかりです。

この作品は命とは何かという重く大きなテーマを扱いながらも、困難に立ち向かい、愛と信頼、絆により繰り広げられるドラマが、連載終了から時を経ても色褪せることなく、今なお人々を魅了し高い人気を博し続けています。

今回の特別展『鋼の錬金術師』展は「鋼の錬金術師」の世界を、カラー約60点を含む170点を超えるコミック生原稿を中心におよそ220点の原画や資料で振り返り、その魅力が一層伝わってくる展示となっています。
※本展は実写映画化を記念し昨年9~11月に東京と大阪で開催された同名の展覧会から、漫画原画に絞って再構成したものです。

特別展『鋼の錬金術師』展

2018年4月21日(土)~7月8日(日)10:00~17:00(入館は16:30まで)
※休館日:月曜日(ただし4月30日は開館)
神戸ゆかりの美術館


©2017 Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX

【作家略歴】荒川 弘(あらかわ・ひろむ)
1973年生まれの女性。1999年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)にて「STRAY DOG」でデビュー。初連載の「鋼の錬金術師」が大ヒット作品となり、2003年のアニメ化をはじめさまざまなメディアに展開。第49回(平成15年度)小学館漫画賞少年向け部門など多くの賞を受賞。


神戸市東灘区向洋町中2-9-1

入館料
一般1,000円(800円)/大学生500円(400円)/高校生以下無料
※( )内は前売・20名以上の団体 
※神戸市すこやかカード提示の方は一般当日の半額
※神戸ファッション美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)をお持ちの方、割引

内覧会
2018年4月20日(金曜)15:00~17:00

記念講演会「曽利文彦監督講演会」

昨年公開された実写映画「鋼の錬金術師」の監督を務めた曽利氏による展覧会記念講演会。自身が原作の大ファンという曽利監督の「鋼の錬金術師」への思いや、神戸でも撮影が行われた映画制作の秘話などを語っていただく。

【日時】5月12日(土)14:00~16:00【場所】オルビスホール(当美術館建物5階)【定員】300名
【申込方法】必ず往復はがき(1枚につき2名まで)に「イベント名・住所・参加者全員の名前・年齢」をご記入の上、返信宛名面にも応募者の郵便番号・住所・名前を明記し、〒658-0032神戸市東灘区向洋町中2-9-1までお申込みください。
※4月24日(火)必着。応募多数の場合は抽選。
※イベントへの入場は無料ですが、展覧会入館券(入館済半券も可)が必要。

曽利文彦(そり・ふみひこ)
1964年生まれ。大阪府茨木市出身。学生時代からCG制作に打ち込み、1997年にアメリカの南カルフォルニア大学に入学し、映画学科を専攻。在学中に映画「タイタニック」にCGアニメーターとして参加。帰国後、2002年の『ピンポン』で映画監督デビューし、日本のCG技術に新風を吹き込んだ。第26回日本アカデミー賞にて優秀作品賞、優秀監督賞を受賞、第24回ヨコハマ映画祭にて新人監督賞を受賞。その後も数々の映像作品の制作に携わり、2017年に実写映画「鋼の錬金術師」で監督を務めた。


ちなみに、この次の展覧会が夏休みから開催されるのですが、それもアニメ関係で『特別展 エヴァンゲリオン展』の予定です。7月21日(土)~9月25日(月・祝)

◆関連リンク
神戸ゆかりの美術館 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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