特殊車両の見学、科学実験、防災体験で「消防」を学ぶ『消防が熱い夏休み』8/7-8 神戸市民防災総合センター 北区

科学実験や防災体験を通じて、小学生が家族と共に消防について理解できる、夏休みの体験型イベントが開催されます。

消防が熱い夏休み

2018年8月7日(火)~8月8日(水)10:00~14:30
神戸市民防災総合センター


神戸市北区ひよどり北町3-1

このイベントでは、ここにしかない施設で防災体験をしたり、消防車を見学したりできます。特に、今年は「神戸消防救助隊発足50周年」として、特別に救助隊の体験を企画しているとのことです。

事前申込が必要ですので、気にある人は申し込みしましょう。

科学実験

科学実験は、消防科学研究所の職員が行うおもしろ実験です。この科学実験は、子供たちの夏休みの自由研究にも役立つものになっています。理科が苦手な子供も楽しむことができ、少し理科が好きになれるかもしれません。去年行った実験内容についてご紹介します。
手作りエアージャッキの実験 用意するものはビニールホース、破れにくいゴミ袋、クリアファイルを丸く切り抜いた弁などです。完成したエアージャッキに息を吹き込むと、自分の体が浮き上がります。体重が90kgである研究所の職員も浮き上がることができました!
化学反応の実験 クエン酸と重曹をコップに入れ、混ぜ合わせて水を入れると発泡して冷たくなります。次に、レモンにアルミ板と銅版を差し込むと電池ができる実験をしました。身近にあるものを化学反応させると、温度を変化させたり、電気を生み出すことができるのです。
ペットボトル顕微鏡の実験 ペットボトルのフタに穴を開けて、そこにビーズ玉と薄く切った玉ねぎをのせて穴を覗くと、玉ねぎの細胞を観察することができます。なぜ、ビーズ玉で物を大きく見ることができるのかな?

特殊車両の見学

市民防災総合センターには消防署にはない特殊な車両が多くあります。消防車といっても水を出すだけではありません。車両見学では、近くで消防車を見て、どのような車なのかを知ることができます。さらに実際に運転席に座ったり、記念撮影することができ、消防士の気分を味わうことができます。

防災体験
防災体験では、様々な体験を通じて、災害の危険や消防の仕事について学ぶことができます。体験メニューは、放水体験、地震体験車「ゆれるん」、暴風雨体験、水消火器訓練、冠水歩行、水圧ドア、暗闇・煙体験などがあります。 いくつかの体験をご紹介します。

放水体験 消防士と一緒に放水し、実際の消防士の仕事を体験することができます。勢いよく出る水の強さや水の入ったホースの重さを実感することができます。消防士になることが将来の夢になるかもしれない楽しい体験です。

暴風雨体験 暴風雨体験では、ゲリラ豪雨や台風における雨と風の強さや危うさを体験できます。晴れた日でも、この部屋だけは「嵐」になります。夏の暑さも吹き飛ぶ体験です。

冠水歩行 台風などで大雨になった時に、ニュースでひざの高さまで水が上がっているのを見たことはありませんか?そんな時、どれくらい歩きにくく、危険であるかを体験することができます。子供たちも一生懸命、歩いていましたが、なかなか前に進みません。水は思った以上にすごい「力」を持っています!

ポンプ車の説明+質問コーナー

このコーナーでは、消防科学研究所の職員が、火を消すために欠かせない車である「ポンプ車」について説明します。水が出る仕組みやポンプ車に積んでいる道具などを知ることができ、さらに豆知識もいっぱいです。その後、子供たちからの質問を受けつけます。どんな質問でも全力でお答えします!!

申込方法
ハガキ or FAXにて郵便番号、住所、氏名(学年)、保護者氏名、電話番号、希望日(7日 or 8日)を明記のうえ申込んで下さい。
午前の部(科学実験)または午後の部(防災・救助体験)どちらか一方のみの参加も可能です。(午前または午後を明記)

募集期間
2018年6月20日(水)~7月18日(水)

募集人数
各日、小学生30人とその付添いの保護者

◆関連リンク
神戸市消防局 神戸市民防災総合センター – 神戸市

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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