以前から必要性は指摘されていましたが、キッカケとしては、北区で起きた事故だと思われます。自転車と歩行者の事故は全国で発生してまして、賠償請求も高額になるケースが多くなってます。
- 小学生の自転車事故 母親に9500万円賠償命令 神戸地裁(2015年3月13日) – 神戸新聞NEXT
兵庫県が条例を制定するわけですから、神戸も含め兵庫県で自転車に乗っている人、持っている人?は全員加入する必要がでてくるわけですが、年間の掛け金について課題となっておりました。そこで、条例制定に合わせて、自転車安全対策協議会兵庫支部と保険会社が団体契約することにより、保険料をおさえたようです。
年間1000円の掛け金で最大5000万円の対人・対物補償となってまして、2000円と3000円のプランでは、対人・対物の補償が最大1億円となりまして、加入者が死亡・負傷した際の補償もあるそうです。あと、すべてのプランで示談交渉サービスが基本サービスとして付くんだとか。
居住地制限はなく、国内で起きた事故はすべて対象となっていますので、兵庫県に住んでいる人以外でも加入できることになるんでしょうか。
電動自転車もありますしスポーツタイプも流行ったりしてますんで運転自体に注意が必要ですが、注意していても起こるときは必ずあると思いますので、ぜひ早く加入したいですね。
あと、気になるのが自転車の車検みたいなものが必須になるのかどうかというところです。基本的に保険の仕組みは車と同じだと思いますのでメンテナンスされていない自転車には保険は支払われないとかって条件が付く可能性は十分あります。今後もこのあたりも情報がでてくるとおもいますので、改めて記事にしたいと思います。
強制加入はもう少し先かもしれませんが、保険は4月から募集を開始するそうです。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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