確かな技術に裏打ちされたカラーの魔術で悩みを解決 CHEST 神戸本店(チェスト)福岡 達哉

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今回は、旧居留地にある「CHEST 神戸本店(チェスト)」の福岡 達哉さんです。

福岡 達哉 tatsuya fukuoka
サロン:CHEST 神戸本店(チェスト)


神戸市中央区明石町30

美容師になって18年。プロの美容師さんを対象とした講師経験も持つ、カラーのスペシャリストです。

カウンセリングを大事にされており、どう見られたいか、困っていることは何かなど、一人ひとりの思いをすくいあげ、「そんな方法もあるんだ!」という提案をしてくれます。

おしゃれな神戸の女性たちの幅広い年齢層にファンを持つ人気の美容師さんです。

こだわりポイント
★新たな自分を見つける
★抜群のヘアカラー技術
★流行を取り入れる

Interview:カラーとは髪の質感を創り出すこと。何百、何千のカラーを手掛けてたどり着いた技術。

ヘアだけでなく、メイクやコーディネートなど、トータルビューティーを提案する「CHEST 神戸本店」で代表を務める福岡さん。プロの美容師を対象にカラー講師を務めた経験を持つほど、カラーには造形が深い。「単に色を変えることだけではない」と言うカラーの魅力を聞いてみた。

ファッションが大好きで美容師になろうと決意

中学生の頃は調理師になりたかったという福岡さん。しかし、だんだんファッションに興味を持ち始め、ヘアスタイルだけではなく、メイクやスタイリングも含めて、ファッションにトータルに関われると思い、美容師を目指すことに。

福岡さん
学生時代は職人的な仕事に憧れがありました。でも、一人でコツコツする仕事よりも、人と接する仕事の方がしたかった。美容学校を卒業して、初めてお客様の髪をシャンプーしたときに「気持ちいい。ありがとう」って、声をかけてもらった。そのときの嬉しさは今でも覚えています。「よし、ずっと美容師でがんばろう!」そう思えました。

美容師の仕事を始めて4年後、新しい店舗に移動した。それが、カラーに目覚めるきっかけとなった。以前の店舗では、カラー専門のカラーリストがいたが、新店舗にはカラーリストがいない。そこで、一からカラーの勉強を始めることに。

カラーの講師になれるほど、カラーにのめり込んだ日々

新しい店舗でカラーの勉強を始めた福岡さんは、お客様から「カラーがうまい」と褒められることが多くなった。自分でも思いがけない反応だったと言う。

福岡さん
当時は、私自身カラーが得意だとは思っていませんでした。とにかく無我夢中で一生懸命、お客様に似合うスタイルを提案していました。また、休日には実費でカラーの講習会にも出かけ、最新の技術を吸収していました。すると、だんだん「福岡さんはカラーがうまい」とお客様から褒められることが増えてきたんです。

調合次第で無限の色を出せることがわかり、カットとカラーのバランスの大切さを知った。何より「カラーでこんなに印象が変わるんだ!」という驚きが福岡さんをますますカラーに夢中にさせた。その結果、カラーの講師のオファーが来るほど、詳しくなっていった。

福岡さん
カラーで大切なのは、カットとのバランス。カットに合った色、入れ方をしないと、全体のバランスが崩れてしまいます。洋服を選ぶときに、色だけではなくカタチはどうか、体になじむか、他の服と合わせやすいかなどを考慮しますよね? ヘアスタイルにおけるカラーも同じなんです。カットのカタチ、髪質、お客様の肌色、すべてのバランスを整える鍵がカラーだと思います。

色だけじゃない。カラーは質感を創り出す。

知識、テクニック、そしてセンス。カラーにおいて右に出るものはいない存在となった福岡さん。インタビュー中にも何度も「質感」という言葉でカラーの可能性を表現した。

福岡さん
カラーというとまず「色」だと思う方が多いのですが、私は「質感」と考えています。例えば、ふんわりさせたいときはパーマをかけると思われがちですが、パーマをかけなくてもカラーでふんわり感を出すことは可能です。トップと毛先で色を変える。ハイライトを効果的に使う。いろんなテクニックがあります。カラーで髪の質感を自在にコントロールできれば、小顔に見せたいとか、華やかになりたいといった要望も叶えられる。カラーにはそんな面白さがあるのです。

福岡さんのカラーの魔術にかかれば、どんな人も思い描いた自分になれそう。「こんなカラーの使い方があるんだ!」そんな驚きのテクニックに出会いにぜひ出かけてみよう。

次のページでは、体験レポートをお届けします。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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