東遊園地の海側、神戸税関との間にある歩道橋が生まれ変わるみたいです。三宮周辺地区の再整備やウォーターフロントの再開発が進む中で、大きなテーマは「回遊性」となっていて、現在は国道2号線があるこの場所は大きな課題でした。
真ん中くらいに柱が見えるの分かります?あれで支えるみたいです。かなり手前から登っていっているので、歩道橋を渡る時によくある「階段かぁ」みたいな気持ちにはならないかもしれません。
上から現在の様子を見るとこんな感じです。
新しいデザインのデザインコンペ(設計提案)を行い最優秀作品が選ばれましたので、今後、この案をベースに話が進むことになります。回遊性を目指した今回のコンペのテーマは『渡りたくなる歩道橋』です。
現状、東遊園地からさらに海側に行くにはかなりの心理的ハードルがありますので、それが改善されればよいですね。2022年度末に完成する見込みです。
【最優秀作品】(代表者)株式会社エイト日本技術開発(構成員)株式会社イー・エー・ユー
審査は、最終応募5作品について、機能・景観・デザイン・技術・マネジメントなどの観点から行われ、今回の案が選ばれたとのこと。今後は予備設計(基本設計)という作業に入りまして、具体的になっていきます。
その他の入選作品はこちら。
【次点】(代表者)パシフィックコンサルタンツ株式会社(構成員)株式会社蘆田暢人建築設計事務所
【入選】(代表者)株式会社オリエンタルコンサルタンツ
【入選】(代表者)扇コンサルタンツ株式会社(構成員)株式会社ティーハウス建築設計事務所・株式会社tmsd
【入選】(代表者)中央復建コンサルタンツ株式会社(構成員)株式会社E-DESIGN・株式会社LEM空間工房
「渡りたくなる歩道橋」がテーマということで、渡りたくなるかどうかは分かりませんが、むしろ渡ってる感じがなくなるかもしれませんね。かなりゆったりした傾斜で幅も広くなってますので。
周辺の様子も見ながら東遊園地を散策しているような?
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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