神戸市が『新型コロナワクチン接種連携本部』を設置。4月から「高齢者」に優先接種へ

神戸市は迅速なワクチン接種に向けて、市医師会などと合同で『新型コロナワクチン接種連携本部』を設置しました。

3月上旬に集団接種の「事前シミュレーション」を行い、4月から「高齢者への優先接種」を開始し、3ヶ月程度(6月中)での終了を想定しているとのことです。

想定接種スケジュール
【3月上旬】接種のシミュレーションを実施
【4月から】高齢者への優先接種を開始 → 基礎疾患のある人・その他一般の人に対する接種を迅速に実施

同日には、集団接種会場に加えて「病院・診療所」でも、個別接種を実施すると発表されています。

病院での事務の手間を軽減するため、ワクチンの供給拠点は「各区役所」に設置されるそうです。

新型コロナワクチン接種連携本部
以下の4団体が合同で設置
【各団体の主な役割】
神戸市 スムーズな接種のための準備・集団接種会場の確保や運営・ワクチン供給調整など
一般社団法人 神戸市医師会 集団接種会場への医師出務の協力・診療所などでの個別接種
公益社団法人 神戸市民間病院協会 病院での個別接種・集団接種会場への看護師出務の協力
一般社団法人 神戸市薬剤師会 集団接種会場への薬剤師出務等の協力・ワクチン管理

「神戸市」が接種の準備を行い、市の「医師会」などが、集団接種会場への医師・看護師の派遣を実施。今後は病院など「約800施設」の確保を目指すとしています。

主に発症・重症化の予防が期待されている「新型コロナワクチン」。シミュレーションを経て、重症化のリスクが高い高齢者への優先接種からスタートされるようです。

◆関連リンク
臨時会見 2021年(令和3年)2月5日 – 神戸市公式ホームページ
新型コロナワクチンについて – 厚生労働省

 

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