JR三ノ宮駅の駅ビル再開発が一旦「白紙」に。新型コロナの影響により「ゼロベース」で見直しへ

JR西日本が進める「JR三ノ宮駅ビル」の再開発について、これまでの計画を白紙に戻し「ゼロベースで見直す」と発表しました。


神戸市中央区布引町4-1-1

JR西日本は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による利用減少の影響で、中間連結決算が前年の半分程度の3899億円、純損益は1281億円の「赤字」となっています。

通期でも2400億円の「赤字」を見込んでいますので、今後半年間でも鉄道利用の減少が続くと予想されています。

現在の様子を見てみますと、旧駅ビルの解体中ですが、以前より落ち着いている感じもします。

今後の計画は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、市場調査から始めるそうですので、人が多く集まり、また通過する駅に「商業ビル」を作る「駅ビル」そのもののあり方が、感染対策も含めて検討されることになりそうです。

赤字の影響を受けて、しばらく駅ビルが建設されない状況もありえます。

駅前再整備の目玉である「JR三ノ宮駅」の駅ビルですが、周辺再開発事業についても、事業体は別ですが同様の影響がでることも予想されます。ワクチンの普及時期もにらみつつ、不透明な時期が続きそうです。

 

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カズマ

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3 件のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    完成までが少し遠退いてしまうのは残念ですが、神戸にふさわしいビルになることを願っています。

    2020年11月5日1:38 PM 返信する
  • りんごっち

    2400円くらいの赤字なら目を潰ってもいいんじゃないですかね笑笑。

    2020年11月5日11:35 AM 返信する
    • 匿名さん

      りんごっちさん、『億』が抜けてますよ(^^;

      2020年11月11日7:14 PM 返信する