自動車販売「マツダ」が兵庫区に『整備専門学校』を来春開校へ。2年課程で基礎知識や技術、実務技能などを修得

マツダ自動車整備専門学校 神戸 神戸マツダ MASTeC KOBE 自動車 整備士
画像:マツダ自動車整備専門学校公式サイトより

自動車販売の神戸マツダが、2026年春の開校を目指す整備士養成校『マツダ自動車整備専門学校 神戸』(MASTeC KOBE)(いずれも仮称)が、このほど兵庫区に完成したそうです。


神戸市兵庫区東柳原町3-10

「マツダ自動車整備専門学校 神戸」ができるのは、兵庫区にある神戸マツダ本社・神戸本店の隣です。

報道によれば鉄骨造3階建てで、1階には実車を使った実習場、2階にはドア・ライト・エンジンなど自動車部品の構造や仕組みを学ぶ実習場を設けているのだとか。3階が教室になります。

「マツダ特化型カリキュラム」「自立型人間育成」「神戸マツダの寄り添う支援」を3つの学習の柱にしているんだそう。

マツダ特化型カリキュラム

マツダ(株)提携の自動車整備専門学校として、独自の技術力とともに、研究開発への情熱やチャレンジ精神を備えた整備士を育成します。

カリキュラムでは、ロータリーエンジン理論等の技術力に触れながら、マツダのチャレンジスピリットを養成。マツダ提携校とは、マツダの社員が語る講演会への参加等、マツダの技術や理念に触れる機会を設けています。

校長を務める山本氏は「ロードスター開発責任者」なんだとか。

自立型人間育成

目指すのは、「自律」ではなく、自らの力で物事を考え、行動に移せる「自立」。原田メソッドを通して、自ら夢を描き、自信を持ってチャレンジできる整備士へと導きます。

目標に向けて計画的に実行を重ねる習慣を形成し、勇気と実行力を持つ自立型人間を育てる内容になっているみたい。自己肯定感と自己効力感を高めます。

神戸マツダの寄り添う支援

神戸マツダ本店に隣接した環境を生かしたサポートを実施。お客様の「ありがとう」の声を近くで聞きながら、前向きかつ健全に働き続けられる整備士を育みます。

現場経験の豊富な、神戸マツダで働くエンジニアによる授業が受けられるほか、神戸マツダ本社2階食堂では、栄養バランスのととのった食事を提供(有料)。

ほかにも、神戸マツダ神戸本店のショールーム、サービス工場隣接の環境を生かして、実体験型授業を行うんだとか。

マツダ自動車整備専門学校 神戸 神戸マツダ MASTeC KOBE 自動車 整備士
画像:マツダ自動車整備専門学校公式サイトより

2年課程で、二級自動車整備士(総合)の取得を目指します。

1年次では基礎知識・基礎技術を習得。2年次では実務技能の取得やテクノロジーの理解、二級試験対策などで、実践力の習得と国家試験対策を行うみたい。

在学中にはマツダ独自の資格「マツダサービススタッフ資格 エンジニアC級」を仮認定してもらえるそうで、マツダ販売会社入社後に正式認定されます。

進路については、自由に就職先を選択しつつ「就職率100%」を目指すとのこと。

マツダグループへの就職が強いことに加えて、マツダグループ以外のディーラーや、整備専業社への就職なども。「メーカーに関係なく、自動車整備業界を担う人財になってほしい」という思いで支援するそうですよ。


定員は1学年50人で、現在も学生募集中みたい。報道によれば17人に合格通知を出したそうです。

詳しい内容が知りたい人は、マツダ自動車整備専門学校の公式サイトをぜひチェックしてみてください。

◆関連リンク
マツダ自動車整備専門学校 神戸 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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