六アイ「神戸ファッション美術館」で『光の芸術家 “ゆるかわふう”の世界』1月29日から。幻想的な光の世界へ

ライター:ゆう

オリジナル技法「光彫り」を考案した、現代アーティスト『ゆるかわふう』の作品展が開催されます。

光の芸術家 ゆるかわふうの世界~宇宙(そら)の記憶~

2022年1月29日(土)~2022年3月27日(日)
神戸ファッション美術館


神戸市東灘区向洋町中2-9-1

「ゆるかわふう」は、背後からLED光源を当てた発砲断熱材に凹凸を作ることによって陰影を表現する「光彫り」現代アーティストです。

建築用の断熱材やLED照明といった工業製品を使って、宇宙空間・成層圏・海中など、20世紀になってから私たちが初めて見られるようになった世界を主に描いています。

高さ約1.8メートル、幅約5メートルの大きな作品を中心に30点を展示する展覧会は全国初。

光の陰影のみで描き出される生き物・風景の質感・奥行き・立体感によって、心が一瞬にして異空間へと導かれるような幻想的な光の世界を楽しむことができるそうです。

《うたかたの夢》2020年

《極北の空》2021年

《天の羽衣》2021年

《YOU GOT WATER 01(部分)》2015年

《Deep Current》2019年

《夜明けの神戸》2021年

《約束の地へ》2017年

 

 

展示構成
【空エリア】
作家が考案したオリジナル技法「光彫り」をさらに発展させて制作した新シリーズを展示したエリア。種類の異なる複数の断熱材を組み合わせて、時間や季節によって変化する色とりどりの空を緻密に表現しています。

無限の奥行きをもった壮大な空の景色が小さな額縁の中に収まり、美しい光のグラデーションとなって私たちに届くようです。

【羽衣伝説エリア】
月・天女・白鳥・松など、羽衣伝説をテーマにした作品を展示したエリア。空から地上に舞い降りて水浴びをしている天女の姿に心を奪われた男性が彼女の羽衣を隠してしまう…といった主旨の物語は、日本だけでなく世界中に存在するそうです。

天界と地上を繋ぐ神話の世界が、荘厳な雰囲気を漂わせながら美しく描かれています。

【海エリア】
クジラやウミガメなど海で暮らす動物の姿を描いた作品を展示したエリア。断熱材の素材そのものが持っている色彩を活かして、青色にかがやく海の世界を表現しています。

大きな身体の生き物がフワッと浮かんで、画面の中からこちら側に迫ってくるよう。哺乳類の先祖がかつて暮らしていた、青い海の世界が画面いっぱいに広がります。

期間
2022年1月29日(土)~2022年3月27日(日)
※新型コロナウイルスの影響で変更の場合があります。

場所
神戸ファッション美術館

開館時間
10:00~18:00 ※入館は17:30まで

休館日
月曜日(ただし2022年3月21日は開館)/2022年3月22日

観覧料
一般 1,000円/大学生・65歳以上 500円/高校生以下 無料
※神戸市内在住の65歳以上の方は無料
※小学生以下は保護者(大学生以上)の同伴が必要
※神戸ゆかりの美術館、小磯記念美術館の当日入館券(半券)で割引

問い合わせ
TEL:078-858-0050/メール:press@fashionmuseum.jp

新型コロナウイルス感染症対策
・入館時の体温測定にご協力ください。咳、発熱など体調不良の症状がある方は、ご来館をご遠慮いただきますようお願いいたします。
・マスク着用をお願いいたします。咳エチケットをお守りください。
・手指消毒にご協力ください。館内に消毒液をご用意しております。
・館内では会話をお控えいただき、お静かにご鑑賞ください。
・近くの方とできるだけ間隔をおいて、ご鑑賞ください。
・このほか状況により、入館制限・禁止をお願いする場合があります。
・感染予防や拡散防止のため、美術館スタッフはマスクを着用しています。

自分の身長より大きいくらいの作品が並ぶみたいなので、視界いっぱいに幻想的な世界が広がりそう。

◆関連リンク
神戸ファッション美術館 – 公式サイト

 

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ゆう

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