甲南山手駅近くの「本山神岡住宅」跡に、若者向け「ソーシャルアパートメント」や「有料老人ホーム」ができるみたい

甲南山手駅近くの「市営住宅」の跡地が何になるか決まりそうです。


神戸市東灘区森北町1‐1

JR甲南山手駅から山側に歩いて2~3分のところにある市営「本山神岡住宅」は、2018年度に廃止されそのままになってます。

山手幹線と阪急電車の線路との間に、4階建てが4棟あり5000㎡近い広い敷地です。

神戸市は20代、30代を中心とした若い世代の人口を増加させたり、地域の活気やコミュニティづくりにつながる場所にするべく事業者を公募してました。

その結果選ばれたのが、伊藤忠商事などで作るグループが提案したプラン。

入居者が交流できるような「ソーシャルアパートメント」に加え「有料老人ホーム」「こども支援NPO」「交流広場」などが入るイメージです。

90室となる予定の「ソーシャルアパートメント」は、若い世代に向けてラウンジやワーキングスペース、シアタールームなどの「共用スペース」で交流しやすい環境をつくるそう。

共用部分は、ハウスキーパーが清掃してくれるタイプで、入居者に負担がない形で利用でき、至れり尽くせり。賃料がいくらくらいになるのか気になるところです。

「有料老人ホーム」「こども支援NPO」などが入る建物も作り、世代間の交流や地域とのつながりができる施設が目指されるとのこと。

たとえば、有料老人ホームで子どもが調理から接客までを行うカフェイベントなどを企画したり、ヤングケアラー(=家事や家族の世話などを日常的に行っている子供)の学業と就職の支援活動をするといったことが考えられてます。

具体的なスケジュールは、事業者との本契約が済んでから分かっていくことになりますが、うまくいけば街づくりのモデルケースになっていくかもしれませんね。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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